場所ごとにおすすめの床材を紹介|種類や費用相場についても解説
著者:八幡建装 株式会社「床材のリフォームしたいけどどの素材がおすすめ?」
「そもそも床材の種類はどのくらいある?」
上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
床材は、お部屋全体の印象を左右するところであるため、汚れや傷などが目立ってきた場合、リフォームするのがおすすめです。
ただ、どの床材が部屋にマッチするのかわからない方もいるため、まずは床材の種類を知り、場所ごとに適した床材を選べるようになることが必要となります。
本記事では、場所ごとにおすすめの床材をご紹介し、種類や費用相場についても解説します。
おすすめの床材を知りたい方は、ぜひ最後までご一読ください。
八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や浦安市などで活動しています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く床に関するリフォームを実現することが可能です。
市川市や船橋市、浦安市で床に関するリフォームを頼みたい方やコストを抑えたリフォームをしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。
場所ごとにおすすめの床材
床材のリフォームを行う場合、部屋の雰囲気にあったものを選ぶと、おしゃれに見えるかつ快適な空間を演出できるようになります。
本項では、以下のように場所ごとでおすすめできる床材をご紹介します。
- リビングにおすすめの床材
- 玄関におすすめの床材
- 書斎におすすめの床材
- キッチンにおすすめの床材
- トイレにおすすめの床材
- 寝室におすすめの床材
- 浴室におすすめの床材
- バルコニーにおすすめの床材
以下8箇所のおすすめ床材をぜひ参考にしてみてください。
リビングにおすすめの床材
リビングにおすすめの床材は、カーペットやフローリングです。
リビングは、家族全員が過ごす場所であったり、来客時に使ったりする場所であるため、ゆっくりくつろげるような床材を使用する必要があります。
カーペットやフローリングは、デザイン性が充実しており、耐久性もあるため、長く快適に使うことが可能です。
色合いとしては、グレーや白などといったモノトーンカラーであれば、高級感を演出でき、木目調であれば温かい空間を醸し出せるでしょう。
ただし、硬い素材を使ってしまうと、足が疲れてしまうことがあるため、裸足になっても気持ち良く歩けるようなフローリング材にするのがおすすめです。
玄関におすすめの床材
玄関に最適な床材は、耐久性とお手入れのしやすさを兼ね備えた磁器タイルです。
理由は、玄関は屋内と屋外をつなぐ場所で、日常生活を送る上で、人の出入りが激しい場所となるからです。
人の出入りが激しいということは、それだけ汚れや傷などがつきやすいため、耐久性が高い磁器タイルが適しています。
磁器タイルは非常に丈夫で、傷や汚れに強いため、長期間にわたって美しい状態を保ちます。
例えば、玄関に木目調の磁器タイルを選ぶことで、自然な温かみと美しさを持たせることができます。また、模様入りのデザインや異なる色合いのタイルを組み合わせて、玄関のスタイリッシュな外観を演出することも可能です。
磁器タイルは掃除が簡単であることも魅力で、水拭きや掃除機で手入れするだけで十分です。これにより、玄関の清潔さを簡単に維持できるようになるでしょう。
書斎におすすめの床材
書斎は、勉強や仕事などで使うため、集中できるような素材を選ぶのがおすすめです。
特におすすめできるのは、無垢フローリングです。
無垢フローリングは木の自然な美しさを生かした床材で、書斎に上品な雰囲気をもたらします。木の質感と温かさは、集中力を高め、居心地の良い空間を作り出す役割があります。
特に歩行音が静かで、騒音を最小限に抑えることができるため、静かな環境で仕事や勉強をすることが可能です。
さらに、無垢フローリングは厚い一枚板の木材からできており、傷や磨耗に対して非常に耐性があります。
書斎の床は椅子や家具の移動が頻繁に行われる場所でもあるため、耐久性は重要です。
「集中しやすい環境を作りたい」といった方は、無垢フローリングを使うと良いでしょう。
キッチンにおすすめの床材
キッチンは水や油が床に跳ねてしまうケースが多いため、耐水性・防汚機能のある床材がおすすめです。
中でも、耐水性が高く丈夫な磁器タイルが最適と言えます。
磁器タイルは水に強く、床の下に水がしみ込むのを防ぐため、採用することで衛生的に良い環境を支援してくれます。
また、キッチンでは食器や調理器具の落下など、床に負担がかかることがあるため、硬く丈夫な作りとなっている磁器タイルは、キッチンにうってつけです。
傷やへこみに対して強い耐性を持っているため、料理をする主婦の方にとっては、安心して調理できるようになるでしょう。
トイレにおすすめの床材
トイレにおすすめできる床材は、クッションフロアです。
クッションフロアは、防水・防汚性が高く、アンモニアによるシミ汚れや水垢などを防いでくれます。
さらに、掃除のしやすさも魅力で、クッションフロアには抗菌・消臭機能が付いているものもあります。
トイレは臭くなりやすい場所であるため、抗菌・消臭機能がついているタイルを採用することで、ずっと清潔感のある空間を提供してくれるでしょう。
「防水性能に優れた床材を使用したい」「友人がきても恥ずかしくないように清潔感のあるトイレを演出したい」などといった方は、クッションフロアの検討をおすすめします。
寝室におすすめの床材
寝室に最適な床材は、柔らかい感触と断熱性を持つカーペットです。
寝室は、リラックスしてゆったりとくつろげるような空間であり、カーペットを採用することで、快適な寝室環境を提供し、足元の温かさを感じることができます。
そんなカーペットの特徴は、主に以下3つです。
- 快適さ
- 断熱性
- 騒音対策
カーペットは柔らかい素材でできており、歩くときやベッドから出るときに足に心地よい感触を与えます。これは寝室でのくつろぎや快適さを高めます。
床を暖かく保つ特徴も兼ね備えており、寝室内の温度を安定させることが可能です。
さらに、カーペットは音を吸収する性質があり、寝室内の騒音を軽減します。これにより、静かな環境で快適に眠ることができるでしょう。
浴室におすすめの床材
浴室に最適な床材は、滑りにくく耐水性が高い磁器タイルです。
磁器タイルは湿度が高く水がこぼれる浴室に適しており、安全性と耐久性を提供します。
浴室は水で濡れる場所で、滑りやすい状態になるため、耐水性が高く磁器タイルを採用することで、滑って転んで怪我をするリスクを抑えられます。
水しぶきや湿気により、床下への浸透を防ぎ、床材の劣化を防ぐことも可能です。
さらに、水拭きや掃除機で簡単に清掃でき、浴室の清潔さを維持するのに適しています。
したがって、浴室において磁器タイルを選ぶことは、その滑りにくさ、耐水性、お手入れのしやすさから見て合理的な選択です。
バルコニーにおすすめの床材
バルコニーに最適な床材は、耐候性があり、滑りにくく、メンテナンスが容易な床材を取り入れる必要があります。
特におすすめできるのが、樹脂製の人工木です。
樹脂が含まれていることで、耐久性が高く、紫外線に強く色あせにくいなどといったメリットが期待できます。
高級感を演出したい場合は、タイルがおすすめです。
高級感溢れるタイルは、耐久性が高いのはもちろん、メンテナンスも容易にでき、汚れを水で流すだけで問題ありません。
耐候性や滑りにくさ、メンテナンスの容易さなどを考慮した上で、バルコニーに適した床材を選びましょう。
そもそも床材の種類とは
場所ごとにおすすめの床材についてご紹介しましたが、そもそも床材の種類について詳しく知らない方もいるでしょう。
本項では、以下7つの床材の種類について解説します。
- フローリング
- カーペット
- タイル
- 畳
- クッションフロア
- コルク
- 天然石
詳しく解説します。
フローリング
フローリングは床材の中でも人気が高い種類となっています。
木材や合成材料から作られ、傷や汚れに強いため、長期的な耐久性があるという点が特徴です。
フローリングはさまざまな木材やデザインがあり、インテリアに合わせて選ぶことが可能です。部屋の雰囲気に合ったフローリングを選ぶことで、空間全体が美しくなります。
フローリングには、以下2種類があります。
- 無垢フローリング
- 複合フローリング
無垢フローリングは、水分を発散したり吸収したりする役割があり、複合フローリングはコストを抑えられるといったメリットが期待できます。
カーペット
カーペットは、防音性・断熱効果などの効果が期待できる床材です。
カーペットは音を吸収し、騒音を軽減する効果があります。特に共用の壁を持つ集合住宅では、隣人への騒音の影響を減少させます。
また、肌触りのよさが魅力で、足元に心地よい感触を提供します。子供たちが遊ぶ部屋や寝室など、快適性が求められる場所に適しているでしょう。
タイル
タイルは非常に耐久性が高く、長期間にわたって美しい外観を保ちます。
傷や汚れに強いため、特に人の出入りが多い玄関はおすすめです。
また、タイルは水に強い性質を持っており、キッチンやバスルームなどの水がこぼれやすい場所での利用にも適しています。
水濡れによる劣化やカビの発生を防ぐため、長期的に快適な空間を演出できます。
さらに、タイルは熱伝導率が高いという特徴も備えており、リビングに敷くと寒い冬でも暖かい雰囲気を出すことが可能です。
タイルを選択する際には、使用場所と目的に合わせて検討しましょう。
畳
畳は日本の伝統的な床材で、その美しさと和風の雰囲気が特徴です。
畳は柔らかく、座ってくつろぐのに適しています。座布団や敷き布団との相性が良く、リラックスした雰囲気を醸し出します。
和室や日本風のインテリアにぴったりで、日本文化を楽しむ空間に適している点が大きな魅力です。
また、 畳は天然のイグサや稲わらから作られており、湿度を調整する効果があります。湿気が多い日本の季節に、快適な環境を保つのに役立つでしょう。
クッションフロア
クッションフロアは柔らかく、歩くときに足にやさしいクッションがあるため、長時間立ちっぱなしの場所や子供の遊ぶ部屋などで快適です。
耐水性に優れているといった特徴もあり、キッチンやトイレなどといった水回りの場所に適しています。
床材の中では、メンテナンスが容易にできる分類です。
クッションフロアについた汚れをサッと拭き取ることができ、長期間快適な空間を演出できるでしょう。
コルク
コルクは音を吸収し、部屋の静かさを保つのに効果的です。
コルクの素材は柔らかく、歩行時に足にやさしいクッション効果があります。立ちっぱなしの時間が多い場所や子供の遊ぶスペースに適しています。
また、キズや凹みに強いのも魅力です。
天然石
天然石は、耐久性に優れ、美しいデザインを提供しています。
傷や摩耗に対して非常に強力で、人の出入りが激しい場所でも優れたパフォーマンスを発揮します。これは、天然石が圧倒的な硬度と耐久性を持っているためです。
また、天然石はその独自の美しさで知られています。各種類の石材は独自の模様や色合いを持っており、床に使用することで空間に高級感を与えます。
天然石は、モダンなインテリアから伝統的なスタイルまで、さまざまなデザインに適しているといえるでしょう。
床材の費用相場|種類別
床材の費用は、フロアやタイルなど種類によって異なり、「施工費用+材料費用」の合計金額で求められます。
仮に6畳の部屋で床をリフォームする場合、主な費用相場は以下の通りです。
床材の種類 | 費用相場 |
フローリング | 9〜20万円 |
クッションフロア | 3〜10万円 |
タイル | 3〜10万円 |
カーペット | 5〜10万円 |
畳 | 8〜20万円 |
どの床材も高くて20万円程度となります。
ただし、あくまで上記表の金額は目安となり、部屋の広さや劣化具合などによっても費用相場は変動します。
ご自身が納得いく費用感でリフォームしたいのであれば、複数業者から見積もりを提示してもらい、比較検討することがおすすめです。
床をリフォームする方法
床をリフォームする方法は、主に以下2通りです。
- 重ね張り
- 張り替え工法
それぞれの特徴を詳しく解説します。
重ね張り
重ね張りとは、既存の床の上に新しい材料を重ねて設置する方法です。
既存のフローリングや床材の土台、下地の状態が良好である場合に採用される工法となります。
床の下地を大規模に修理する必要がなく、取り付けが簡単で迅速に行える点がメリットです。
また、重ね張り床材は多くのデザイン、色、質感の選択肢があります。
例えば、木目調や石材調、タイル模様など、幅広いスタイルが利用でき、リフォームにおいてお好みに合った床を選ぶことが可能です。
材料費用が抑えられ、作業時間も短縮されるため、経済的な負担を抑えつつ、好みのデザインを選びたい方には向いているでしょう。
張り替え工法
張り替え工法は、古くなった床を新しい床材で覆うことができる方法です。
床の土台が劣化していたり、湿気が原因で床材にゆがみが発生したりする場合に、この方法が使われます。
床の傷や汚れを隠し、新品のような美観を取り戻せるといった点がメリットです。
また、張り替え工法では、さまざまな床材を選ぶことができます。例えば、木の床やタイル、カーペットなど、お好みや部屋のスタイルに合わせて選択可能です。
腐食やシロアリ被害などが目立ち、新しく床材を変えたいと思っている方には向いているでしょう。
床材に関するご相談は八幡建装へ!
本記事では、場所ごとにおすすめの床材をご紹介し、種類や費用相場についても解説しました。
場所ごとにおすすめできる床材が異なり、それぞれの適性を踏まえた上で、床のリフォームを行うことが重要です。
まずは床の種類を把握した上で、場所ごとに合う床材を選択しましょう。
八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や浦安市などで活動しています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く床に関するリフォームを実現することが可能です。
市川市や船橋市、浦安市で床に関するリフォームを頼みたい方やコストを抑えたリフォームをしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。