日誌&コラム

Staff blog

店舗デザイン設計とは?費用の相場と開業までの5つの手順を解説

著者:八幡建装 株式会社


「初めて店舗を出すけれど、デザイン設計の費用相場がわからない…」
「おしゃれで集客できるお店を作りたいけれど、どこに依頼すればいいのか分からない」

このような疑問や悩みを抱えていないでしょうか。

本記事では、店舗デザイン設計の基礎知識をはじめ、費用相場や完成までの流れ、失敗しない会社選びのポイントを解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

また、弊社では店舗のコンセプト立案からデザイン、設計、内装工事までをワンストップで対応しています。理想の店舗づくりをトータルでサポート可能です。

詳しくは以下よりお問い合わせください。

目次

  1. 店舗デザイン設計とは?役割と2つの依頼先の違い
    1. 店舗デザインと店舗設計の役割の違い
    2. 設計事務所と施工会社(一括請負)の違い
  2. 店舗デザイン設計にかかる費用相場【内訳3選】
    1. 店舗デザイン費用の内訳①:デザイン・設計費用の相場
    2. 店舗デザイン費用の内訳②:内装工事・設備費用の相場
    3. 店舗デザイン費用の内訳③:その他諸経費(家具・備品など)
  3. 店舗デザイン設計から完成までの5つの手順
    1. STEP1:店舗のコンセプト策定・物件探し
    2. STEP2:現地調査と基本設計の提案
    3. STEP3:実施設計・お見積りの確認と契約
    4. STEP4:内装工事の着工・現場の進捗確認
    5. STEP5:竣工検査・お引き渡しとオープン
  4. おしゃれで集客できる店舗デザイン設計【3つのコツ】
    1. コツ①:ターゲット層に刺さる明確なコンセプトを決める
    2. コツ②:お客様とスタッフの効率的な動線を設計する
    3. コツ③:希望のテイストに近い事例(見本)を集めておく
  5. 店舗デザイン設計を依頼する会社選びのポイント【3選】
    1. 選び方①:自店舗の業態やテイストに合う実績が豊富か
    2. 選び方②:予算に合わせた柔軟な提案力があるか
    3. 選び方③:アフターサポートやメンテナンス体制は万全か
  6. 店舗デザイン設計のまとめ|理想のお店づくりはプロに相談しよう

店舗デザイン設計とは?役割と2つの依頼先の違い

店舗デザイン設計とは?役割と2つの依頼先の違い

店舗を開業するうえで、内装を作り上げる工程は重要な要素です。

はじめに、デザインと設計の違い、そして依頼先となる外注先の特徴を整理しておきましょう。

本セクションでは、以下の2点を解説します。

項目内容
店舗デザインと店舗設計の役割の違い空間づくりにおける役割の違い
設計事務所と施工会社(一括請負)の違い依頼先ごとの特徴と選び方

専門用語を正しく理解することで、目的に合ったパートナーを選びやすくなります。

店舗デザインと店舗設計の役割の違い

デザインと設計は、それぞれ異なる役割を担っています。

デザインは空間の魅力や世界観を形にする役割です。一方で設計は、安全性や機能性を成立させるための工程を指します。

例えばデザインでは、壁紙の色や照明の明るさ、インテリアのテイストを決め、ブランドの個性を視覚的に表現します。

一方、設計では厨房の給排水設備や空調の配置を検討し、建築基準法や消防法に対応した図面を作成します。

見た目の美しさだけでは、使いやすく安全な店舗にはなりません。

機能面を支える設計があってこそ、魅力的な店舗が成立します。

設計事務所と施工会社(一括請負)の違い

依頼先によって、進め方やコスト構造は大きく変わります。

店舗づくりの依頼先は、設計事務所と施工会社(設計施工一貫)の2つに分かれます。

それぞれ得意分野や契約形態が異なるため、目的に応じた選択が必要です。

依頼先特徴
設計事務所デザイン性に強みがあり、独自性の高い空間づくりが可能。工事は別発注となるため、調整やコストが増えやすい。
施工会社設計から施工まで一括対応。窓口が一本化され、進行がスムーズでコストを抑えやすい。

デザイン性を優先するのか、それともコストやスケジュールの効率を重視するのか。
この判断が、最適な依頼先選びの軸となります。

店舗デザイン設計にかかる費用相場【内訳3選】

店舗デザイン設計にかかる費用相場【内訳3選】

店舗の開業資金の中でも、デザイン設計および内装工事の費用は大きな割合を占めます。

予算オーバーを防ぐには、見積もりに含まれる費用の内訳と相場を事前に把握しておくことが重要です。

本セクションでは、以下の3つの内訳を解説します。

項目内容
デザイン・設計費用設計図やデザイン制作にかかる費用
内装工事・設備費用実際の施工や設備導入にかかる費用
その他諸経費家具・備品・販促物などの費用

各費用の目安を把握しておくことで、見積もり金額の妥当性を判断しやすくなります。

店舗デザイン費用の内訳①:デザイン・設計費用の相場

デザイン・設計費用は、主に2つの算出方法で決まります。

ひとつは総工事費に対する割合、もうひとつは店舗面積(坪単価)による計算です。

設計から施工までを一貫して依頼する場合、総工事費の約10〜15%が設計費用として計上されるケースが一般的です。

一方、デザイン設計のみを依頼する場合は、1坪あたり3万〜10万円程度が目安となります。

どの算出方法が採用されているかで金額は変わります。

見積もり時には、計算方法の確認が欠かせません。

店舗デザイン費用の内訳②:内装工事・設備費用の相場

内装工事費は、業態や物件の状態によって大きく変動します。

特に、水回り設備や換気設備が必要な業態ほど工事の手間が増え、費用も高くなる傾向があります。

スケルトン物件から施工する場合の坪単価の目安は、以下の通りです。

業態坪単価の目安
飲食店(カフェ・居酒屋など)30万〜80万円程度
美容室・サロン25万〜60万円程度
物販・アパレル店15万〜40万円程度

給排水設備や空調の状況によって費用は変動します。

正確な金額を把握するには、現地調査を踏まえた見積もりが必要です。

店舗デザイン費用の内訳③:その他諸経費(家具・備品など)

内装工事費とは別に、開業にはさまざまな諸経費が発生します。

家具や備品、販促物などの費用は、内装工事の見積もりに含まれないケースが多いため注意が必要です。

主な項目は以下の通りです。

項目内容
什器費用テーブル・椅子・ディスプレイ棚など
サイン・ロゴロゴ制作、看板設置工事など
機器導入費レジシステム、有線放送、防犯カメラなど

想定外の出費を防ぐには、工事費だけでなく開業までに必要な総額を整理しておくことが重要です。

事前にリスト化し、全体予算を把握しておきましょう。

店舗デザイン設計から完成までの5つの手順
店舗デザイン設計から完成までの5つの手順

理想の店舗を実現するには、契約から完成までの流れを事前に把握しておくことが重要です。

スケジュールに余裕を持たせることで、トラブルを防ぎ、納得のいく仕上がりにつながります。

本セクションでは、店舗デザイン設計から完成までの手順を5つに分けて解説します。

ステップ内容
STEP1コンセプト策定・物件探し
STEP2現地調査と基本設計
STEP3実施設計・見積もり・契約
STEP4内装工事と進捗確認
STEP5竣工検査・引き渡し・オープン

全体の流れを理解することが、スムーズな店舗づくりの前提となります。

STEP1:店舗のコンセプト策定・物件探し

最初に取り組むべきは、コンセプトの明確化と物件選定です。

ターゲットや提供内容が定まっていないと、立地やデザインの方向性が定まらず、計画全体がぶれてしまいます。

まずは「誰に」「何を」「いくらで」提供するのかを具体的に整理します。

そのうえで、設定したコンセプトに適したエリアや広さの物件を選定します。居抜き物件かスケルトン物件かも、この段階で検討が必要です。

この土台が固まっているほど、その後の設計はスムーズに進みます。

STEP2:現地調査と基本設計の提案

現地調査により、図面では分からない条件を把握します。

候補物件が決まったら、デザイン設計会社に現地調査を依頼し、基本設計の提案を受けます。

現場では、天井高や給排水の位置、電気容量などを詳細に確認します。これにより、法規や設備面の問題がないかを判断します。

その結果をもとに、平面図やラフパースを用いたレイアウト案が提示されます。

この段階で要望が反映されているかを丁寧に確認することが重要です。

STEP3:実施設計・お見積りの確認と契約

詳細設計と見積もりの精査が、最終判断のポイントです。

基本設計に納得したら、実施設計へ進みます。あわせて最終見積もりを確認し、契約を締結します。

実施設計では、壁紙の品番や照明器具の仕様まで、すべての内容が具体化されます。

見積もりについては、項目ごとの金額を確認しながら、予算に合わせた調整を行います。コスト調整として、仕様の見直し(VE案)を検討するケースもあります。

金額と内容に双方が合意してから契約へ進むことが重要です。

STEP4:内装工事の着工・現場の進捗確認

設計内容を形にする重要な工程が内装工事です。

契約後、内装工事が開始されます。設計図に基づき、安全かつ正確に施工が進められます。

主な工程は以下の通りです。

工程内容
仮設工事解体・養生などの準備作業
下地・設備工事壁・天井の下地、電気・給排水工事
仕上げ工事クロス貼り、床施工など

設計担当者は定期的に現場を確認し、品質に問題がないかをチェックします。

進捗状況を把握しながら進めることが、トラブル防止につながります。

STEP5:竣工検査・お引き渡しとオープン

最終確認を経て、店舗はオープンへ進みます。

工事完了後は竣工検査を実施し、問題がなければ引き渡しとなります。

オーナー立ち会いのもと、内装の仕上がりや設備の動作を確認します。あわせて、消防署や保健所による検査を受け、営業許可の取得を進めます。

すべての検査をクリアし、必要な手直しが完了すればオープンが可能となります。

おしゃれで集客できる店舗デザイン設計【3つのコツ】

おしゃれで集客できる店舗デザイン設計【3つのコツ】

店舗デザインは、見た目の美しさだけでなく「売上」や「集客」につながることが前提です。

方向性を誤ると、ターゲットに魅力が伝わらず、来店につながらない店舗になりかねません。

本セクションでは、集客につながるデザインのポイントを3つに整理します。

コツ内容
コツ①ターゲットに合ったコンセプト設計
コツ②動線設計の最適化
コツ③事例(見本)の事前収集

デザインは「見た目」ではなく「成果」に結びつける視点が重要です。

コツ①:ターゲット層に刺さる明確なコンセプトを決める

コンセプトの明確さが、集客力を左右します。

誰にでも好まれる無難なデザインは印象に残りにくく、他店との差別化も難しくなります。

例えば、20代女性をターゲットにした美容室であれば、SNS映えを意識した明るく洗練された韓国風インテリアが効果的です。

一方で、大人向けの隠れ家バーなら、照明を落とし、無垢材や革素材を用いた落ち着いた空間が好まれます。

ターゲットに合わせた世界観を一貫して表現することが、リピートやファン化につながります。

コツ②:お客様とスタッフの効率的な動線を設計する

動線設計は、サービス品質と売上に直結します。

見た目が整っていても、動きにくい店舗ではスタッフの負担が増え、お客様にも不便さが伝わります。

設計時には、以下の点を具体的に検討する必要があります。

観点内容
通路幅スタッフ同士が無理なくすれ違える広さを確保
提供動線厨房から客席までの移動距離を最短化
来店動線トイレやレジへ迷わず移動できる配置

日々のオペレーションを想定して設計することが重要です。

動線の最適化は、回転率や売上の向上に直結します。

コツ③:希望のテイストに近い事例(見本)を集めておく

イメージの共有精度が、仕上がりの質を左右します。

抽象的な言葉だけでは、デザイナーとの認識にズレが生じやすくなります。

例えば、「モダン」や「ナチュラル」といった表現でも、人によって解釈は異なります。

そのため、「この質感が良い」「この照明の雰囲気にしたい」といった具体的な写真を複数用意しておくと効果的です。

PinterestやInstagramの保存機能を活用し、事例をまとめておくと整理しやすくなります。

事前に視覚的なイメージを共有することで、理想のデザインに近づきやすくなります。

店舗デザイン設計を依頼する会社選びのポイント【3選】

店舗デザイン設計を依頼する会社選びのポイント【3選】

店舗デザイン設計を成功させるには、信頼できるパートナー選びが重要です。

数ある内装会社の中から、自社に適した依頼先を見極めるための基準を押さえておきましょう。

本セクションでは、会社選びで失敗しないためのポイントを3つに整理します。

選び方内容
選び方①業態・テイストに合う実績の有無
選び方②予算に応じた提案力
選び方③アフターサポート体制

依頼先の選定は、店舗づくり全体の成否を左右します。

選び方①:自店舗の業態やテイストに合う実績が豊富か

業態に適した実績の有無は、必ず確認すべきポイントです。

飲食・美容・物販など、業態ごとに求められる設備や法規は大きく異なります。

例えば、飲食店では排気ダクトの設計が重要になります。焼肉店やラーメン店などの重飲食では、特に専門的な知識が求められます。

一方、美容室ではシャンプー台周辺の給排水や水圧に関する設計が不可欠です。

候補となる会社の施工事例を確認し、自店舗に近い実績があるかを見極めてください。

専門性の有無が、仕上がりと安全性に直結します。

選び方②:予算に合わせた柔軟な提案力があるか

予算内で実現するための提案力も重要な判断基準です。

限られた予算の中で理想に近づけるには、代替案を提示できるかがポイントになります。

例えば、無垢材の代わりに木目調の塩ビタイルを使用することで、見た目を保ちながらコストを抑えるといった方法があります。

このようなVE(バリューエンジニアリング)提案ができる会社であれば、品質とコストのバランスを取りやすくなります。

見積もり提示の段階で、具体的な調整案があるかを確認してください。

柔軟な提案力が、予算内での実現可能性を高めます。

選び方③:アフターサポートやメンテナンス体制は万全か

引き渡し後のサポート体制も重要な判断ポイントです。

店舗はオープンして終わりではなく、運営の中で設備不良や劣化が発生します。

契約前に確認しておきたい項目は以下の通りです。

項目内容
保証体制保証期間の有無、保証書の発行
緊急対応水漏れや設備故障時の連絡体制
メンテナンス定期点検の有無

長期的に安心して運営するためには、継続的なサポートが欠かせません。

信頼して任せられるパートナーかどうかを見極めることが重要です。

店舗デザイン設計のまとめ|理想のお店づくりはプロに相談しよう

店舗デザイン設計のまとめ|理想のお店づくりはプロに相談しよう

店舗デザイン設計は、デザインと設計の両立によって成り立ちます。

空間の魅力を引き出すデザインと、機能性・安全性を支える設計。この2つが揃うことで、初めて店舗として成立します。

費用相場や坪単価の目安を把握し、コンセプト策定からオープンまでの流れを理解しておきましょう。これにより、計画をスムーズに進めやすくなります。

さらに、動線設計の工夫や、自店舗に合った実績を持つ施工会社の選定も欠かせません。

これらを押さえることが、店舗づくりの成功につながります。

弊社では、店舗デザイン設計から内装工事までを一貫して対応しています。

予算に応じた提案や、物件選定に関するアドバイスも可能です。

まずはお気軽にご相談ください。

お電話 メール予約 LINE