庭にインターロッキングを導入するメリット・デメリットとは?費用や施工事例も紹介
著者:八幡建装 株式会社「庭にインターロッキングを敷くと良いと聞いたけど本当?」
「庭にインターロッキングを導入するとどんなメリットがある?」
上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
庭の外構工事について調べていると、「インターロッキング」という言葉を耳にする機会もあると思いますが、道路や公園でよく見かけるようなコンクリートブロックが噛み合ったものです。
自宅の庭に導入すれば、おしゃれに見える以外にもたくさんのメリットが期待できます。
本記事では、庭にインターロッキングを導入するメリットやデメリットについてご紹介し、導入に必要な費用や施工事例も解説します。
「自宅の庭をおしゃれにしたい」「インターロッキングに興味がある」などといった方は、ぜひ最後までご一読ください。
八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や浦安市などで活動しています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く理想の庭を実現することが可能です。
市川市や船橋市、浦安市で庭に関する外構工事を頼みたい方やコストを抑えた外構工事をしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。
目次
そもそもインターロッキングとは?
インターロッキングとは、外構工事を行うにあたり、コンクリートブロックをかみ合わせる舗装方法です。
通常、アスファルトやコンクリートの舗装では、表面に割れ目ができやすく、ひび割れや浮き上がりが生じることがあります。
しかし、インターロッキングは、特殊な形状を持った舗装ブロックを組み合わせることで、その問題を解決します。
1950年代に西ドイツで発明された舗装技術であり、1970年代に日本に上陸しました。道路や公園はもちろん、公共の施設にも導入されており、幅広く利用されています。
その独自の機能とデザインの自由度から、外構工事では、耐久性と美観を両立するために、インターロッキング舗装を選択する人が多いのです。
庭にインターロッキングを導入するメリット5選
庭にインターロッキングを導入するメリットは、主に以下の5つです。
- デザインのバリエーションが豊富
- 雑草の防止
- 高度な透水性
- 高度な柔軟性
- 熱の抑制
導入するメリットを理解しておけば、よりインターロッキングの魅力を知ることができるでしょう。
それでは、順番に解説します。
1.デザインのバリエーションが豊富
インターロッキングの庭への導入には、デザインのバリエーションが豊富であるという大きなメリットがあります。
この豊富なデザインの選択肢は、庭の美しさと個性を引き立たせるための重要な要素です。
例えば、レンガのようなもの、四辺がギザギザしていて噛み合わせやすい形になっているものなど、多様な種類があります。
他にも、さまざまな色やデザインなどがあるため、自分好みのデザインを選ぶことが可能です。
さらに、インターロッキングブロックは組み合わせや配置によって様々なパターンを作り出すことができます。
階段状に配置したり、ウェーブ模様や対角線のパターンを作ったりすることで、庭の視覚的な魅力を高めることができるのも魅力です。
2.雑草の防止
雑草の防止ができるのもメリットです。
インターロッキング舗装は、ブロック同士が互いに噛み合う構造を持っています。この噛み合いにより、ブロック間に隙間ができず、雑草の成長を抑制します。
通常の舗装方法では目地(割れ目)が存在し、そこから雑草が生えてしまうことがありますが、インターロッキングはこの問題を解消することが可能です。
さらに、インターロッキングブロックの表面は平滑でなめらかであるため、雑草の種子が付着しにくくなり、生育を妨げます。
雑草の防止効果により、庭の美観を維持するための手間や時間を削減できるでしょう。
3.高度な透水性
インターロッキングを庭に導入すると、水はけの良さを期待できます。
先述した通り、インターロッキングの仕組みはブロック同士が噛み合う構造となっております。
これによって、ブロックとブロックの間に隙間ができ、そこから雨水が地面に流れていく仕組みです。
透水性の高いインターロッキングブロックは、水たまりやぬかるみの発生を抑え、庭の利用性と安全性を向上させます。これにより、庭を雨の日でも快適に利用できるようになるでしょう。
4.高度な柔軟性
インターロッキングは、高度な柔軟性も魅力です。
ブロック同士が噛み合う作りとなっていることで、受けた荷重を周囲のブロックに分散させられます。
ブロックとブロックの間に砂を入れているため、荷重の分散を効率よくできているのが魅力です。
さらに、コンクリート舗装と比較すると柔軟性があり、歩くと多少の柔らかさを感じられるのも特徴です。
5.熱の抑制
インターロッキングは、熱の抑制の効果があります。
インターロッキングブロックは照り返しが少ない傾向があるため、舗装の表面温度がコンクリートと比較して高くはありません。
そのため、庭の熱環境を改善し、冷房の需要を減らすなど、エネルギー効率を高めることが可能です。
地面からの熱を抑えられると、暑い夏場を過ごすことができるでしょう。
庭にインターロッキングを導入するデメリット3選
一方、庭にインターロッキングを導入するデメリットは、主に以下の通りです。
- 施工に多くの時間がかかる
- 色落ちする可能性がある
- 導入コストが高い
メリットだけでなくデメリットも把握しておけば、「こんなことになるのは知らなかった」といったことを防げるでしょう。
それでは、順番に解説します。
1.施工に多くの時間がかかる
庭にインターロッキングを敷く場合、施工に多くの時間がかかるといったデメリットが挙げられます。
下地の砂を固めて、その上にインターロッキングを敷いていくのですが、コンクリートを使用しないことから、しっかりと下地を作らなければなりません。
仮に下地がしっかりとしていなければ、ブロックが砂の移動によって凹凸してしまう恐れがあります。
さらに、ブロックを適切な位置に配置し、必要な固定材を使用して固定するためには、注意深い作業が必要です。
下地の固定作業は、人の手で行われるため、施工には多くの時間を要してしまうでしょう。
2.色落ちする可能性がある
色落ちする可能性があるのも、インターロッキングのデメリットです。経年劣化によって表面塗装が落ちてしまい、色落ちしてしまいます。
他にも、UVによる日焼けや雨水に長いこと打たれ続けるのも、色落ちする要因です。特に、強い紫外線を浴びる屋外環境では、色素の退色が進むことがあります。
色落ちを防ぐためには、色落ちなし機能を搭載しているインターロッキングブロックを購入することでしょう。
また、定期的なメンテナンスやブロックの交換を行うことも、色の持ちを向上させるために有効な手段です。
3.導入コストが高い
インターロッキングは、導入コストが高いことも、デメリットに含まれます。
コストが高くなる理由として挙げられるのが、施工の手間です。
施工の流れは、以下のように行われ、設置するのにかなりの労力を使います。
- 地面を重機を使って掘る
- 下地の処理をする
- 下地の砂を敷く
- インターロッキングを敷く
- 転圧をかけて地面を固める
- 目地を埋める
上記のように、重機を使ったり転圧をかけたりなどを行うため、労力がかかり、結果的にコストに反映されるのです。
導入を検討する際は、コストが高くなりがちだということを頭に入れておき、予算を決めてから購入の有無を判断すると良いでしょう。
庭にインターロッキングを導入する際の費用
先ほど、庭にインターロッキングを導入すると費用が高くなりがちだとお伝えしましたが、実際どのくらいの費用がかかるのか気になるところです。
リフォームでインターロッキング舗装を行う場合、1平米あたり約9,000円かかります(無地のブロックを使用した場合)。
コンクリート舗装と比較すると、1平米あたりの費用が若干高くなりますが、それは下地作業に砕石や砂などの材料費が加算されていることが原因です。
コンクリート舗装より高いとはいえ、導入すれば透水性の高さや柔軟性の高さなどが期待でき、見た目がおしゃれになるのも大きなメリットと言えます。
1平米あたりの費用相場をしっかりと把握しつつ、インターロッキングを敷く面積と予算を照らし合わせて導入の検討をしましょう。
後悔したくない!庭にインターロッキングを導入する際に失敗しない方法とは
庭にインターロッキングを導入するのであれば、後悔しないような仕上がりにしたいはずです。
本項では、庭にインターロッキングを導入する際の注意点を2つご紹介します。
事前に注意点を把握しておき、納得のいく庭を手に入れられるよう、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。
DIYなら下地処理をしっかりと行う
DIYでインターロッキングを設置するのであれば、下地処理をしっかりと行うことが大切です。
インターロッキングは、コンクリートのように完全に固めないため、しっかりとした下地が作れなければ動いてしまいます。
インターロッキングの下地には、砕石と砂が必要となり、これらを平坦に敷いた上でインターロッキンを敷きます。
並べる作業を丁寧に行い、並び終えたらブロックに転圧(締め固める作業)をかけるのです。業者に依頼しない場合は、この一連の流れを丁寧に行いましょう。
実績のある施工業者に依頼する
DIYで行うと不安だという方は、実績のある施工業者に依頼するのがおすすめです。
インターロッキングの施工実績がある業者に依頼すれば、これまでの実績や培ってきたノウハウなどを活かした上で、丁寧に作業してくれます。
実績があるかどうかを判断するのであれば、依頼を検討している業者のホームページを確認するのがベストです。
導入事例に、インターロッキングでの施工が多く掲載されているのであれば、実績は十分あるといえるでしょう。
庭にインターロッキングを導入させたいなら八幡建装へ!
本記事では、庭にインターロッキングを導入するメリットやデメリットについてご紹介し、導入に必要な費用や施工事例も解説しました。
庭にインターロッキングを導入すれば、豊富なデザインから自分好みのブロックを選択できますし、雑草の防止や熱の抑制などといったメリットも多く期待できます。
ただし、施工に時間がかかったり費用がそれなりにかかったりするため、導入する際はデメリットも把握した上で、検討してみてください。
八幡建装では、多数の外構工事実績があります。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべて外構工事にかかる費用となるため、コスパ良く理想の庭を実現することが可能です。
市川市や船橋市、浦安市を中心に活動しておりますので、該当する地域に自宅があり、庭のリフォームを検討している方は、ぜひ以下からご相談ください。