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ガレージの設置費用はどのくらい?費用を安く済ませる5つの方法やカーポートとの違いを徹底解説

「ガレージの設置費用はどのくらいかかる?」
「ガレージを設置する際の費用を安くするために必要なことは?」

上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?

ガレージを設置する際は、台数や広さによって費用が異なりますし、材質・オプションなどでも変動するため、把握しづらい傾向があります。

重要なのは、自分が希望しているガレージがどのくらい費用がかかるのか、相場を知ることです。

そこで本記事では、ガレージの設置費用の相場を台数別や設置方法ごとにご紹介し、費用を抑える方法やカーポートとの違いなども解説します。

リフォームでガレージの設置を検討している方は、ぜひ最後までご一読ください。

八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や江戸川区などで活動しています。

中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良くガレージの設置を実現することが可能です。

市川市や船橋市、江戸川区でガレージの設置を頼みたい方やコストを抑えたリフォームをしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。

ガレージの設置費用相場【台数別】

ガレージを設置する場合、本体価格以外にも、設置するための工事費用もかかります。

工事費用については、車をおく台数によって広さが異なるため、価格相場も変動します。

台数別の費用相場は、主に以下の通りです。

費用相場
1台用80~120万円
2台用130~250万円
3台用150〜400万円

本項では、既製品のガレージにフォーカスして、工事費込みの費用相場を台数別に紹介します。

以下3つの内容をぜひ参考にしてください。

1台用の既製品ガレージの工事費込みの設置費用相場

車1台の場合、既製品ガレージで工事費込みだと、80〜120万円の費用相場です。

1台用のガレージであれば、コンパクトに使えるため、車を置くスペースがあまり取れない方には向いています。

面積が抑えられるため、その分工事費用も安くすることが可能です。

「車は1台置ければ十分」「ガレージは設置したいけど費用をなるべくかけたくない」などといった方には適した工事内容となります。

なお、ガレージを含む駐車場の面積については、国土交通省で規則が定められています。

国土交通省では、普通乗用車1台分に必要な駐車面積は、長さ6メートル×幅2.5メートルです(参考:国土交通省「駐車場設計・施工指針について」)。

ただし、定められている駐車場の面積は、必要最低限のスペースであるため、ドアの開閉や動線なども考慮した上で設計するべきでしょう。

2台用の既製品ガレージの工事費込みの設置費用相場

車を2台所有するのであれば、既製品ガレージだと、130〜250万円の費用がかかると言われています。

当然ですが、台数が増えることで、1台用のガレージよりも面積が広くなり、その分費用が高くなります。

夫婦それぞれで車を所有していたり、趣味でバイクに乗っていたりするような方に、2台用ガレージが人気です。

また、ガレージには車やバイクが置けるだけでなく、自転車置きや物置などにも利用できます。

屋根がついていることで、雨よけの機能もあるため、使用しなくなった家具や家電などを一時的に保管することも可能です。

なお、国土交通省の規則を踏まえると、15㎡(1台分の面積=6m×2.5m)×2=30㎡となるため、車2台分のガレージを設置するには約9坪の広さが必要となります。

3台用の既製品ガレージの工事費込みの設置費用相場

3台用の既製品ガレージの工事費込みの費用相場は、150〜400万円です。

車3台が置けるスペースとなると、1〜2台用のガレージとは異なりかなり面積が広くなります。

その分、費用も高くなりますが、駐車スペースと広く倉庫スペースを求める方にとっては、十分需要があります。

個人宅というよりも、会社や事務所などのガレージとして採用されることが多い傾向です。

かなり広い敷地でなければ設置が難しいため、都心部より敷地のある郊外で設置を検討すると良いでしょう。

なお、国土交通省の規則を踏まえると、15㎡(1台分の面積=6m×2.5m)×3=45㎡となるため、車3台分のガレージを設置するには約13坪の広さが必要となります。

ガレージの設置費用相場は設置方法によっても異なる

先ほどは既製品ガレージの工事費込みの設置費用の相場を台数別に解説しましたが、新しくガレージを設置する際だと、設置方法によっても費用が異なります。

設置方法は、「独立式」と「ビルドイン」の2つあり、それぞれの費用相場は以下の通りです。

独立式の費用相場ビルドインの費用相場
1台用100~300万円150~350万円
2台用200~600万円350~700万円
3台用300〜600万円900~1,400万円

詳しく解説します。

独立式のガレージ設置費用の相場

独立式のガレージ設置費用の相場は、1台であれば100〜300万円です。

独立式のガレージとは、主屋から物理的に独立して設置されるタイプのガレージを指します。これは、家の一部としてではなく、別途建てられるガレージの形態です。

家の設計や構造に影響を受けずに自由に設計や配置が可能となるため、自分の希望通りのガレージを実現しやすいといったメリットがあります。

ただし、ガレージを1から作り設置するため、独立式の場合は、既製品よりも費用が高くなりがちです。

独立式のガレージは、特に土地が広い、または特定の趣味や作業スペースを確保したい場合に適しています。

ビルドインのガレージ設置費用の相場

ビルドインのガレージ設置費用の相場は、1台であれば150〜350万円です。

ビルドインのガレージとは、住居の建物と一体となって設計・建設されるガレージのことを指します。これは、外から見ると家の一部のように見える特徴的なガレージです。

ビルドインのガレージは家と直接つながっているため、雨の日でも車から家への移動が楽であり、荷物の移動もスムーズに行えるといったメリットがあります。

直接家に繋がる構造のため、ガレージからの侵入を防ぐセキュリティ面も魅力です。

ただし、建物内にガレージを組み込むため、構造が複雑になり設置に手間がかかるため、費用はその分高くなるでしょう。

ガレージの設置費用を抑える方法5選

ガレージの設置費用を抑える方法は、主に以下5つです。

  • 既製品を活用する
  • 台数を減らす
  • 安価な素材なもので作る
  • オプションはできるだけつけない
  • 複数業者から見積もりを取り価格を比較する

ガレージのリフォームを依頼する際、少しでも費用負担を抑えたいと思う方は多いでしょう。

事前に費用を安くできるコツを知っておくことで、経済的な負担を軽減しながら設置できるようになるため、以下の内容をぜひ参考にしてください。

既製品を活用する

ガレージの設置費用を節約する効果的な手段として、既製品のガレージを利用する方法があります。

既製品のガレージは、一般的なサイズや形状に標準化されて製造されているため、カスタムメイドに比べて生産コストが抑えられます。

また、オーダーメイドのガレージは設計や調整に時間がかかるのに対し、既製品は即座に設置可能です。

費用負担を軽減できつつ、短い工期で理想のガレージが実現できるようになるため、既製品の活用は非常に効果的といえるでしょう。

台数を減らす

ガレージを設置したいけど費用負担を抑えたいという方は、車を置く台数を減らすことも検討するのをおすすめします。

車の台数を減らすと、必要なガレージの面積が縮小されるからです。

当然ですが、ガレージの面積が広ければ広いほど、工事の手間や労力がかかる関係で設置費用は高くなります。

車の台数が少なければ、その分基礎工事や材料費、工事時間などが削減できるため、コストを抑えて設置工事をすることが可能です。

自身の実際のニーズをしっかりと考慮し、無駄なスペースやコストをカットすることが重要といえるでしょう。

安価な素材なもので作る

安価な素材なものでガレージを作り設置することも、費用負担を抑える1つの手法です。

ガレージの素材は、主に以下3つあります。

  • 鉄骨
  • 木造
  • 鉄筋コンクリート

上記3つの中で1番高い素材が鉄筋コンクリートとなり、1番安いのが木造です。

木造のガレージは、鉄筋コンクリートで作ったガレージよりも費用相場は約半分落ちると言われています。

安価な素材を使うことで、この材料費を大幅に減少させることが可能です。

経済的な負担を抑えることを重視しているのであれば、木造を選ぶと良いでしょう。

オプションはできるだけつけない

ガレージの設置費用を効果的に節約するには、不必要なオプションは追加しないことを推奨します。

理由は、単純にガレージの基本機能以外に追加されるオプションは、コストを増加させる大きな要因となるからです。

電動シャッターや窓、換気扇などガレージを設置する際にはさまざまなオプションがあるのですが、これらを少なくすれば、その分の費用を抑えられます。

オプションを多くつければ、その分ガレージ内は充実した空間になるため、魅力的に映るかもしれません。

しかし、費用を抑えるのであれば、本当に必要な機能だけついていれば良いため、まずは必要最低限の機能を選ぶようにしましょう。

複数業者から見積もりを取り価格を比較する

ガレージの設置費用を抑えたいのであれば、必ず複数業者から見積もりを取り価格を比較しましょう。

業者によって設置費用は異なり、見積もり金額にはばらつきが生じます。

単純に、複数業者から見積もりをとっていると、費用が安い業者を選びやすいです。

さらに、複数の見積もりを持っていると、業者間での価格競争が生じる可能性があり、これを交渉の材料として利用できます。

できるだけ多くの業者からの見積もりを取得し、それらの価格を比較することで、最もコスト効果的な選択を行うことができるようになるでしょう。

ガレージとカーポートとの違い

そもそもガレージと似ているようなものとして、カーポートが取り上げられますが、この2つは全く別物です。

ガレージとカーポートは、どちらも車を保護するための施設ですが、その構造や機能、利用シーンには大きな違いがあります。

ガレージは、四方を壁で囲まれ、屋根がついた完全に閉じられた空間です。

ガレージには扉がついており、外部からのアクセスを制限できるのが特徴で、車だけでなく、工具や自転車などの収納スペースとしても利用されることが多い傾向があります。

一方、カーポートは、柱と屋根だけからなる半開放的な構造をしています。四方が開放されているため、ガレージと比べて通気性が高く、車の出し入れが容易です。

カーポートのほうが、ガレージと比べてシンプルな構造であるため、費用は抑えられますが、側面が開いていることで、悪天候の影響や盗難のリスクはガレージよりも高まります。

ガレージは、設置には時間とコストがかかりますが、悪天候で車が傷ついたり盗難のリスクが極めて低かったりなどの利点はカーポートよりもあります。

どちらを選ぶかは、予算や用途、設置場所の条件などで決めると良いでしょう。

ガレージを設置するメリット

ガレージを設置するメリットは、主に以下の通りです。

  • 車を悪天候から守れる
  • 車の盗難リスクを軽減する
  • 車以外の物を置くこともできる
  • 車の乗り降りが快適

車を大切に置いておきたい方や車を置く以外のことでも使用したい方などにガレージは向いており、事前にメリットを理解しておけばよりガレージの魅力を知れるでしょう。

詳しく解説します。

車を悪天候から守れる

ガレージは、仕組み上、四面を囲われている構造となっているため、完全に密閉されている空間となっています。

そのため、雨や雪、風邪などといった悪天候から守ることが可能です。

車の性能や美しさを維持するためには、しっかりとメンテナンスするだけでなく、外からの汚れや悪天候から守る必要があります。

雨や雪、紫外線などの天候は、車の塗装や部品にダメージを与える可能性があり、車の劣化を早める可能性が考えられます。

そうならないためにも、ガレージを設置し車を保護することは大切だといえるでしょう。

車の盗難リスクを軽減する

ガレージの設置は、車の盗難リスクを大きく軽減する効果があります。

先ほどもお伝えしたとおり、ガレージは四面壁に囲まれており、外からの侵入がしづらい構造です。

また、ガレージには施錠機能があるため、施錠することでセキュリティがしっかりとするようになります。

車は高価な資産の1つであり、盗難のターゲットとなりやすいため、セキュリティ面の強化を図りたい方は、ガレージの設置がおすすめです。

車以外の物を置くこともできる

ガレージは単なる車の収納場所ではなく、さまざまな物を保管するためのスペースとしても役立ちます。

例えば、バイクや使わなくなった家具・家電、自転車など、広い面積であればあるほど、車以外のものも置きやすいです。

カーポートと比較すると、ガレージは広い空間が確保されているため、車以外の大きな物や日常的に使わない物を置くのに適しています。

このように多機能な空間を有効活用することで、家の中をすっきりと保つことが可能です。

「荷物が多い」「バイクも置きたい」などといった方は、ガレージの設置を検討すると良いでしょう。

車の乗り降りが快適

ガレージを設置することで、車の乗り降りを快適にできるようになります。

ガレージは車を外の影響から守る役割があるため、天気の良し悪しに関係なく、車の中へのアクセスが容易になるからです。

例えば、雨が降っている日に、ガレージがないと車に乗る前に濡れる可能性が高くなります。

ガレージがあれば、車に乗るまで全く濡れることなく、また冬には雪を払い落とす必要もなく、車にアクセスできます。

特にビルトイン式のガレージであれば、構造によっては自分の部屋から直接ガレージにアクセスできるため、気軽に車を利用できるようになるでしょう。

車を気軽に利用したい方は、ガレージ設置の検討をおすすめします。

ガレージを設置するデメリット

ガレージを設置するデメリットは、主に以下2つです。

  • コストがかかる
  • メンテナンスに手間がかかる

メリットだけでなくデメリットについても理解しておけば、ガレージ設置の有無の判断がつきやすくなるでしょう。

詳しく解説します。

コストがかかる

ガレージを設置する際、一定の費用が必要となり、それは予想以上に高額になることもあります。

例えば、高品質の材料を使用したり、2台以上おけるようなスペースを希望したりしたい場合は、当然ながら建設費用が増加します。

また、ガレージの設計や機能性、セキュリティなどの要素によっても費用は変動する仕組みです。

希望の設計や機能などが多ければ多いほど、費用はかかってしまうでしょう。

メンテナンスに手間がかかる

ガレージを持つと、そのメンテナンスや管理に手間と時間が必要となります。

ガレージは常に外部の影響を受けているため、その耐久性や機能性を保つために定期的なメンテナンスが欠かせません。

このメンテナンスには清掃、塗装の更新、損傷の修理などが含まれます。

例えば、ガレージの扉が経年劣化でギシギシと音を立てたり、動きが悪くなったとき、その部品の交換や調整が必要になります。

また、ガレージの内部が汚れた場合、掃除や整理が求められるでしょう。

ガレージを設置することは車や物を保護する利点があるものの、維持するための手間も考慮しなければなりません。

ガレージの設置を行う際の注意点

ガレージの設置を行う際の注意点は、主に以下の通りです。

  • ガレージを設置する場合は建築確認申請の提出が必須
  • 駐車スペースの広さや位置は業者と要相談
  • 車の買い替え時にも対応できるような広さを検討

ガレージを設置する場合、あらかじめ注意すべきことを意識しておくことで、スムーズに設置工事を進められるでしょう。

詳しく解説します。

ガレージを設置する場合は建築確認申請の提出が必須

ガレージを新たに設置するとき、ただ建てればいいというわけではなく、市や町の役所に建築の確認をしてもらう手続きが必要です。

これは、ガレージが安全に、そして周囲の環境や風景に合わせて建てられるようにするためのルールとなります。

具体的には、10㎡以上の床面積のガレージを設置するのであれば、役所に基本図面を提出します。

ここでいう基本図面とは、主に以下のような書類です。

  • 付近見取図
  • 配置図
  • 各階平面図
  • 床面積求積図

これらの書類を自分で作成することは難しいため、施工業者へ申請を代わりにしてもらうのが良いでしょう。

駐車スペースの広さや位置は業者と要相談

ガレージを設置するときには、駐車スペースの広さやその位置を正確に決めることが大切ですが、これは専門家や業者としっかり話し合い、計画することが必須です。

一人で考えるよりも、専門家の意見や経験を取り入れることで、より使いやすく、効率的なガレージが出来上がります。

例えば、家の玄関からのアクセスを重視したい場合、ガレージの出入り口の位置や向きを工夫することで、雨の日でも濡れずに車から家に入れるようになります。

また、大きな車を持っている場合や、将来的に複数台の車を保有することを考えているなら、広めのスペースを確保する計画が必要です。

駐車スペースの広さや位置は業者としっかりと話し合いましょう。

車の買い替え時にも対応できるような広さを検討

ガレージを設置する際には、現在の車だけでなく、将来買い替えたときの車のサイズも考慮して、適切な広さを確保することが大切です。

車のモデルやサイズは、時代や個人の生活スタイルに応じて変わることがあります。

限定的なスペースのガレージを作ってしまうと、将来的に車を買い替えた際に、新しい車がガレージに入らなくなるリスクがあるでしょう。

今後のライフスタイルの変化や車の買い替えを考慮して、将来的な変更にも対応可能なガレージの広さを計画することが、長い目で見て合理的です。

ガレージの設置費用に関するご相談は八幡建装まで

八幡建装

本記事では、ガレージの設置費用の相場を台数別や設置方法ごとにご紹介し、費用を抑える方法やカーポートとの違いなども解説します。

ガレージの設置費用は、台数や設置方法などによって異なります。

ガレージの費用を抑えるのであれば、既製品の利用やオプションはなるべくつけないなど、工夫する必要があるでしょう。

八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や江戸川区などで活動しています。

中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良くガレージの設置を実現することが可能です。

市川市や船橋市、江戸川区でガレージの設置を頼みたい方やコストを抑えたリフォームをしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。

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