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キッチンリフォームの費用相場はいくら?費用を左右する要因や安く抑えるコツも解説

著者:八幡建装 株式会社

「キッチンリフォームって実際いくらかかるの?」
「予算を立てたいけれど、相場がわからなくて不安…」

そう思う方もいるのではないでしょうか。

キッチンリフォームの費用は、選ぶ設備のグレードや工事内容によって大きく変動します。

あらかじめ相場や費用を左右する要因を把握しておくことで、予算オーバーを防ぎやすくなります。

本記事では、キッチンリフォームの一般的な費用相場、価格が変わる理由、そして費用を抑えるためのポイントについて詳しく解説します。

八幡建装株式会社は、千葉県市川市を中心に、近隣のエリアや東京23区を対象にリフォームを展開しております。

水回りのリフォームも承っており、中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォーム工事にかかる費用です。ぜひ一度相談してみてください。

キッチンリフォームの費用相場と施工内容

キッチンリフォームの費用は、選ぶ設備の種類やグレード、施工範囲によって大きく変動します。

ここでは、キッチンリフォームの費用相場と、予算ごとにどのような施工内容が可能なのかを詳しく解説します。

〜50万円でできるリフォーム内容

50万円以下の予算で行えるキッチンリフォームは、主に「設備の部分的な交換」や「簡易的な修繕」が中心です。

たとえば、古くなったガスコンロや換気扇、シンクの水栓といった単体設備の交換が代表的です。

また、キッチンパネルの貼り替えや、古くなった収納扉の表面材を交換するといった比較的小規模な作業も含まれます。

これらはレイアウト変更を伴わないため、工事期間が短く、生活への影響も少ないことが特徴です。

費用を抑えたい場合は、現状のキッチンの配置をそのまま活かし、最低限必要な部分だけを更新する方法が良いでしょう。

50〜100万でできるリフォーム内容

50〜100万円の予算があれば、キッチン全体の交換が可能になります。この価格帯では、既存の位置を変えずにシステムキッチンへ入れ替えるプランが一般的です。

システムキッチンは収納力やデザイン性が高く、最新機能を取り入れることで日々の家事効率を大きく改善できます。

また、この価格帯であれば、キッチン本体だけでなく壁のキッチンパネルを新調することや、一部の内装を整えることも可能です。

ただし、グレードを上げすぎるとすぐに予算オーバーになるため、機能と価格のバランスを見極めることが重要です。

100〜200万円でできるリフォーム内容

100〜200万円の予算がある場合、キッチンの本体交換に加え、レイアウトの変更や内装工事を伴うリフォームが可能です。

たとえば、I型キッチンから対面式のカウンターキッチンへ変更する、あるいは収納スペースを拡張するなど、使い勝手を大きく改善できる施工が実現します。

また、この価格帯では、食器洗い乾燥機や浄水器一体型水栓など、機能性の高い設備も導入しやすくなります。

ただし、レイアウト変更を行う場合は、配管や電気配線の移設が必要になり、施工期間が長くなる傾向があるため、注意が必要です。

200万円以上でできるリフォーム内容

200万円以上の予算を確保できる場合、キッチンリフォームは「全面改装」の領域に入ります。

キッチンスペースだけでなく、隣接するダイニングやリビングを含めた空間設計が可能になり、オープンキッチンやアイランドキッチンなど、デザイン性と機能性を両立したプランを実現できます。

また、床暖房や間接照明、造作家具の設置など、快適性を高めるオプションも導入可能です。

この規模のリフォームは、配管や電気設備の全面的な見直しを伴うため、施工期間は数週間以上かかることが多く、仮住まいを検討する必要が出てくるケースもあります。

キッチンリフォームの費用を左右する要素

キッチンリフォームの費用は単に本体価格だけで決まるものではありません。

実際には、キッチンの種類や設備グレード、レイアウト変更の有無、内装や撤去処分の範囲など、多くの要素が総額に影響を与えます。

ここでは、キッチンリフォームの費用に影響する主な要素と、それぞれがどの程度コストを変動させるのかを解説します。

キッチンの種類

キッチンの種類は費用を大きく左右する要因のひとつです。もっとも一般的な「I型キッチン」は壁付けタイプで、比較的価格が抑えやすく施工も簡単です。

一方、「L型キッチン」や「対面式キッチン」は、調理スペースが広く使い勝手が良い反面、設置に必要な面積や施工工程が増えるため費用は上昇します。

さらに、アイランドキッチンのように四方がオープンなデザインになると、配管・配線工事が複雑になり、施工費も材料費も高くなる傾向があります。

種類の選定は、理想のデザインと予算のバランスをどう取るかが重要なポイントです。

グレード

キッチン設備のグレードは、素材や機能、メーカーによって幅広く設定されています。スタンダードモデルは耐久性や機能面で十分実用的であり、費用を抑えたい人におすすめです。

しかし、ハイグレードモデルになると、ステンレスや人工大理石の天板、高級収納システム、静音仕様の引き出しなど、細部の快適性が大きく向上します。

その分、本体価格は倍以上になることも珍しくありません。

必要以上に高級モデルを選ぶと、全体の予算を圧迫する原因となるため、どこまで機能性を求めるのかを明確にすることが必要です。

レイアウト変更の有無

レイアウト変更はリフォーム費用を大きく押し上げる要因です。キッチンの位置を動かす場合、給排水管やガス管、電気配線の移設が必要になり、工事の手間と期間が増えます。

また、壁を取り払うなど構造部分に影響を与える場合は、補強工事も必要になることがあります。

単純に本体を交換するだけのリフォームと比べて、追加費用が数十万円単位で発生することも多いため、レイアウト変更が本当に必要かどうかを慎重に検討することが重要です。

内装(床・壁・天井)の張り替え有無

キッチン本体の交換だけでなく、床や壁、天井の内装工事を同時に行うと、費用はさらに上がる要因です。

特に水や油が飛びやすいキッチンは、耐水性の高いフローリングやキッチンパネルへの交換が推奨されますが、材料費と施工費が追加されます。

また、天井のクロスを張り替える場合は足場や養生が必要になり、想定外のコストがかかることもあります。

見た目を新しくすることで全体の印象は大きく改善されますが、費用を抑えたい場合は優先順位をつけて施工範囲を決めることが大切です。

既存設備の撤去・処分の有無

古いキッチンの撤去や処分もリフォーム費用に含まれる場合があります。特にシステムキッチンはサイズが大きく、解体・搬出に時間と人手が必要です。

また、自治体によっては産業廃棄物としての処理が求められ、処分費が発生します。

見積もりの段階で撤去・処分費が含まれているかどうかを確認しておかないと、工事後に追加請求が発生することもあります。

費用を抑えるためには、自治体の粗大ゴミ回収を利用する方法や、解体だけを業者に依頼する方法を検討するとよいでしょう。

キッチンリフォーム費用を安く抑えるポイント

キッチンリフォームは、内容次第で費用が大きく変動しますが、計画段階で工夫すれば無理なくコストを抑えられます。

ここでは、キッチンリフォームの費用を抑えるために有効な具体的な方法と、その際に注意すべきポイントを解説します。

グレードをあげすぎない

キッチンの本体価格はグレードによって大きく異なります。

高級モデルは見た目や機能性に優れますが、必要以上の機能を選択すると費用が上昇する要因です。

たとえば、高性能な食洗機や自動開閉式収納などは便利ではあるものの、実際に日常生活で頻繁に使うかどうかを検討する必要があります。

スタンダードモデルでも耐久性や基本機能は十分確保されているため、予算を抑えたい場合はグレードを一段下げるだけでも数十万円の差が出ます。

まずは必須機能をリストアップし、本当に必要な設備だけを選ぶことで無駄なコストの削減が可能です。

レイアウト変更を避ける

レイアウト変更はリフォーム費用を大きく押し上げる要因のひとつです。

キッチンの位置を移動させる場合、水道管やガス管、電気配線を延長・移設する必要があり、工事工程が複雑化して追加費用が発生します。

また、壁や床の解体・補修も必要になるため、施工期間が長くなり、その分人件費も増加してしまうでしょう。

現状のレイアウトで大きな不便がない場合は、配置をそのまま活かした本体交換に留めることでコストを大幅に抑えられます。

動線を改善したい場合でも、可能な範囲での部分的な改良を優先することが現実的です。

補助金・助成金の活用

国や自治体が実施している補助金や助成金を利用すれば、自己負担額を減らすことが可能です。

特に省エネ設備やバリアフリー化を目的としたリフォームには、国の補助制度が適用される場合があります。

また、各自治体独自の助成金制度も存在し、申請すれば数万円から十数万円が支給されることもあるでしょう。

ただし、申請には期限や条件があるため、工事を始める前に対象となる制度を確認し、必要書類を準備することが大切です。

これらの制度を上手に活用すれば、同じ工事でも実質的な負担額を大幅に軽減できます。

キッチンリフォームに関するよくある質問

最後に、キッチンリフォームを行う際によく寄せられる質問と、その具体的な回答を紹介します。

キッチンリフォームに使える補助金制度はある?

キッチンリフォームでは、条件を満たせば国や自治体から補助金が受けられる場合があります。

代表的なのは、省エネ性能の高い設備を導入する際に適用される「住宅省エネ補助金」や、バリアフリー化工事に利用できる助成制度です。

また、一部の自治体では子育て世帯や高齢者世帯を対象にした独自の補助金が用意されていることもあります。

工事期間はどれくらいかかる?

キッチンリフォームの工事期間は、施工内容や規模によって異なります。単純なキッチン本体の交換であれば、解体から設置まで含めておよそ2〜3日程度で完了します。

しかし、レイアウトの変更や内装工事を伴う場合は、1週間から2週間程度かかることが一般的です。

さらに、配管工事や電気工事、床や壁の張り替えを含む大規模リフォームでは、3週間以上かかることもあります。

工事中はキッチンが使用できないため、食事の準備方法や仮設キッチンの有無など、生活面での対策も事前に考えておく必要があるでしょう。

まとめ|キッチンリフォームの費用は内容次第

キッチンリフォームの費用は、選ぶ設備のグレードや施工範囲、レイアウト変更の有無などによって大きく変動します。

自分が実現したいキッチン空間はどのくらい費用がかかるのかを明確にした上で、優先順位をつけてリフォームを検討しましょう。

八幡建装株式会社は、千葉県市川市を中心に、近隣のエリアや東京23区を対象にリフォームを展開しております。

水回りのリフォームも承っており、中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォーム工事にかかる費用です。ぜひ一度相談してみてください。

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