庭に導入する人工芝はコンクリートの上でも敷ける?メリットや敷く手順などを徹底解説
「庭に人工芝敷きたいけどコンクリートの上でも敷ける?」
「コンクリートの上に人工芝を敷くメリットは?」
上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
コンクリートの上にも人工芝を敷くことはでき、庭に敷ければ1年中緑を楽しむことができます。
他にも、安全性が高いといったメリットがあるなど、人工芝を敷くことでさまざまなメリットが得られるでしょう。
本記事では、人工芝をコンクリートの上に敷くメリットやデメリット、敷く手順などについて解説します。
「子供が遊べるような庭を作りたい」「コンクリート部分を人工芝にしてデザイン性をよくしたい」などといった方は、ぜひ最後までご一読ください。
八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や江戸川区などで活動しています。
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目次
庭で活用する人工芝はコンクリートの上でも敷ける!
冒頭でもお伝えしたとおり、庭で活用する人工芝はコンクリートの上でも敷けます。
人工芝を地面の上に敷くとなれば、砂を足したり転圧したりなどといった作業が必要となりますが、コンクリートの場合は不要です。
そのため、コンクリートの上に人工芝を敷くのは比較的簡単な作業であり、コンクリート部分を有効活用できるのも大きな魅力といえるでしょう。
安全性と耐久性にも優れていることから、人工芝を自宅に取り入れる家庭も存在します。
次章では、人工芝をコンクリートの上に敷くメリットについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
人工芝をコンクリートの上に敷くメリット
人工芝をコンクリートの上に敷くメリットは、主に以下4つです。
- 毎日のように緑を楽しめる
- 子供やペットが裸足で歩ける
- クッション性が高く安心できる
- コンクリート床の発熱抑制につながる
あらかじめメリットを把握しておくことで、より人工芝を庭に取り入れる魅力について知れるでしょう。
それでは、順番に解説します。
毎日のように緑を楽しめる
人工芝をコンクリートの上に敷くメリットは、毎日のように緑を楽しめることです。
外構工事において、庭の面積が限られていたり、土壌が不適格な場合だったりしても、コンクリートの上に人工芝を敷くことで、緑の空間を手軽に創出できます。
人工芝は自然な風合いがあり、手入れが簡単で、長期間美しい状態を保つこともあり、日々の忙しさで庭の手入れが難しい場合でも、人工芝ならば常に美しい緑を楽しむことができるでしょう。
また、緑にはリラックス効果があるのも嬉しいポイントです。
子供やペットが裸足で歩ける
子供やペットが裸足で歩ける安心感があるのも、人工芝を敷くメリットです。
コンクリートの表面は硬くて冷たいため、裸足で歩くことが不快であることがあります。しかし、人工芝を敷くことで柔らかなクッション性が生まれ、歩行時の衝撃を和らげるとともに足元の冷たさを和らげます。
特に子供やペットは遊びやすい環境が重要であり、人工芝の優れた特性は彼らが快適に過ごすことが可能です。
さらに、人工芝は耐久性が高く、耐摩耗性にも優れているため、子供やペットが活発に遊ぶ場面でも長期間美しい状態を保つことができるでしょう。
クッション性が高く安心できる
人工芝には、クッション性があり安心できるといったメリットがあります。
人工芝は柔らかくクッション性に優れていることで、歩くときや転倒した際に衝撃を緩和し、安定感を提供します。
これにより、子供が走り回る遊び場やペットが活発に遊ぶ場所として安心して利用することが可能です。
さらに、人工芝は滑りにくく、安定した歩行環境を提供します。コンクリートの上に人工芝を敷くことで、家族全員が快適に過ごせる安心できる空間が実現できるでしょう。
コンクリート床の発熱抑制につながる
人工芝をコンクリートの上に敷くと、コンクリート床の発熱抑制につながります。コンクリートは太陽光を吸収しやすく、暑い季節には表面温度が上昇し、周囲の気温を上げる要因となります。
しかし、人工芝を敷くことで床面の直接的な太陽光の吸収を和らげ、表面温度の上昇を抑制します。
人工芝の素材が熱を吸収・放射しにくく、自然な風通しも促進されるため、コンクリート床の発熱を緩和し、周囲の環境を涼しく保つことが可能です。
特にUVカットタイプの人工芝を敷くと、発熱抑制の効果がより期待できるでしょう。
人工芝をコンクリートの上に敷くデメリット
人工芝をコンクリートの上に敷くデメリットは、主に以下2つです。
- 通気性が悪い傾向がある
- 防水加工を剥がしてしまう恐れがある
デメリットもしっかりと把握しておくことで、人工芝の特性をより理解を深められるでしょう。
それでは、順番に解説します。
通気性が悪い傾向がある
人工芝をコンクリートの上に敷くデメリットには、通気性が悪い傾向があることが挙げられます。
人工芝の下にはコンクリートがあるため、地面への通気が十分に行われず、水や湿気が滞留しやすくなります。これにより、雨水や散水後の排水が妨げられ、芝生の下に水がたまるリスクが増加してしまうのです。
長時間湿った状態が続くと、カビや雑菌の繁殖を招き、芝生の劣化や匂いの発生につながる可能性があります。
また、通気性が悪いため、暑い季節には床面の温度が上昇しやすく、芝生の質や見た目に影響を及ぼす恐れもあるでしょう。
人工芝をコンクリートの上に敷く場合は、透水性能の高い人工芝を選ぶのがおすすめです。
防水加工を剥がしてしまう恐れがある
防水加工を剥がしてしまう恐れがあることも、人工芝をコンクリートの上に敷くデメリットです。
人工芝の下にコンクリートがあると、摩擦や振動などの要因によって人工芝とコンクリートの間で擦れ合うことがあります。
その結果、防水加工の一部が剥がれる可能性があります。防水加工が損なわれると、人工芝の下に水分が浸透しやすくなり、湿気やカビの発生を招きます。
これらの問題を防ぐためには、適切な防水処理や人工芝の選定に注意し、定期的な点検とメンテナンスを行うことが重要です。
置くだけじゃない!人工芝をコンクリートの上に敷く手順
コンクリートの上に人工芝を敷く場合、「置くだけでいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。
本項では、人工芝をコンクリートの上に敷く手順をご紹介します。
- 設置場所を掃除
- 人工芝の仮止め
- 人工芝をカット
- 人工芝同士を接着
- 仕上げ
それでは、順番に解説します。
設置場所を掃除
まずは、人工芝を敷くにあたって設置場所の掃除を行いましょう。
コンクリートの表面には埃やゴミ、落ち葉などが付着している可能性があります。これらの汚れを取り除くため、ブロワーや掃除機を使ってしっかりと掃除します。
また、汚れや油分が残っている場合は洗浄を行い、表面をきれいに整えることが重要です。
設置場所の清掃を丁寧に行うことで、人工芝とコンクリートがしっかりと密着し、長期間美しい状態を保つことができるでしょう。
人工芝の仮止め
設置場所の掃除が完了したあとは、人工芝の仮止めを行います。
人工芝はロール状になっており、設置場所に合わせてカットする必要があります。仮止めは、カットした人工芝を設置場所に敷いて配置を確認し、適切な位置に合わせる作業です。
これによって、最終的な形状やサイズを確認し、必要な修正を行うことが可能です。
仮止めによって人工芝の配置を確実にすることで、美しい仕上がりを実現するとともに、後の作業がスムーズに進むようにできるでしょう。
人工芝をカット
人工芝の仮止めのあとは、人工芝をカットします。
仮止めをすると余分な人工芝の部分がわかるため、刃が大きめのカッターやハサミなどを使って不必要な人工芝を切る必要があります。
適切なカット作業によって、人工芝が設置場所にピッタリとフィットし、見た目が美しく仕上がります。
また、カット作業は無駄な余分な部分を取り除くことで、材料の節約にも繋がるでしょう。
人工芝同士を接着
人工芝をカットしたあとは、人工芝同士を接着します。
接着しなくても敷くことはできますが、固定するならば、コンクリートに直接接着することが必要です。
接合部分をしっかりと接着することで一体感を持たせられますし、摩擦でずれたり、風でめくれたりなどを防げます。
耐久性や美観を保ちながら、快適で美しい人工芝の敷設を行うためには、人工芝同士の接着をさせましょう。
仕上げ
最後に、仕上げます。仕上げには、人工芝の周囲を整えるエッジング作業や、接合部分の接着剤が固まった後の確認・修正作業などです。
また、仕上げでは必要に応じて草丈の調整や細かな仕上げ作業も行われます。全体的に均等で綺麗な仕上がりを実現するため、細心の注意が払われます。
コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶ際のポイント
コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶ際のポイントは、主に以下の通りです。
- 水はけのよい人工芝を選ぶ
- 耐久性が高い人工芝を選ぶ
- 芝の毛足が長い人工芝を選ぶ
- 抗菌仕様が施されている人工芝を選ぶ
- 重みが感じられる人工芝を選ぶ
人工芝を選ぶ際のポイントをしっかり抑えておけば、納得のいく人工芝を選ぶことができるでしょう。
それでは、順番に解説します。
水はけのよい人工芝を選ぶ
コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶ際の重要なポイントは、水はけのよさです。
コンクリートは水を吸収しないため、雨水や散水後の水はけが悪い場合、水が滞留してしまう可能性があります。
このような状況では、人工芝の下に水が溜まり、カビや雑菌の繁殖を引き起こす可能性が高いです。
水はけのよい人工芝は、適切な排水設計がなされており、水がスムーズに流れる特性があります。
雨水や散水後の水が効果的に排出され、人工芝が長期間美しい状態を保つことができるでしょう。
耐久性が高い人工芝を選ぶ
コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶ場合、耐久性が高い人工芝も重要です。
人工芝は屋外での使用においてさまざまな外的要因にさらされるため、太陽光、雨、風、摩擦などによって劣化や色褪せが起こる可能性があります。
耐久性が高い人工芝であれば、たくさん歩き回ってもへたりにくいですし、劣化が進みにくくなります。
長期間にわたって美しい状態を保てるでしょう。
芝の毛足が長い人工芝を選ぶ
芝の毛足が長い人工芝を選ぶことも、コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶポイントです。
芝の毛足が長い人工芝は、自然な見た目と心地よい触り心地を提供します。長い毛足は、リアルな草地に近い質感を演出し、庭や空間に温かみを与えます。
また、長い毛足は足元のクッション性を高め、快適な歩行感をもたらすことが可能です。これにより、子供やペットが遊びやすく、家族全員がリラックスできる屋外空間が実現できるでしょう。
抗菌仕様が施されている人工芝を選ぶ
コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶ際、抗菌仕様が施されているかどうかを確認しておきましょう。
屋外環境ではさまざまな微生物や雑菌が繁殖する可能性があります。抗菌仕様が施された人工芝は、表面に付着した細菌の増殖を抑える効果があり、衛生面で安心できると同時に、ニオイの発生やアレルギーのリスクを低減します。
特に、子供やペットが庭で遊ぶ場合は、抗菌効果による健康面への配慮が重要です。抗菌仕様の人工芝を選ぶことで、清潔で快適な環境を維持しながら、美しい庭や外構空間を長期間楽しむことができるでしょう。
重みが感じられる人工芝を選ぶ
コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶ際、重みが感じられる人工芝を選ぶことも重要です。
重みが感じられる人工芝は密度が高く、しっかりとした作りを持っています。これにより、人工芝がしっかりとコンクリートに密着し、ずれたり浮いたりすることを防ぎます。
重みが感じられる人工芝は耐久性が高く、長期間にわたって美しい状態を維持します。
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本記事では、人工芝をコンクリートの上に敷くメリットやデメリット、敷く手順などについて解説しました。
コンクリートの上に人工芝を敷くことは可能であり、庭に設置すれば気軽に緑を楽しめますし、子供やペットなども安心して裸足で歩けるなどのメリットが期待できます。
ただし、コンクリートの上に敷く人工芝を選ぶ際は、水はけの良いものや耐久性が高いものなどを選べば、長い期間美しい居住空間を実現できるでしょう。
八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や江戸川区などで活動しています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く理想の居住空間を実現することが可能です。
市川市や船橋市、江戸川区で庭の工事を頼みたい方やコストを抑えた庭の工事をしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。