悪徳リフォーム業者の手口
こんばんは、代表の福岡です。
つい最近ですが、屋根の修理のお見積りのご依頼があり、お客様のお宅の屋根を現場調査させていただいた時のお話しです。
お客様のヒアリングをさせていただき、屋根の上を拝見したところ、棟板金の釘が抜けていて板金が浮いてしまっているのを確認しました。最初は経年劣化かと思いましたが、よく見ると棟板金の釘穴が不自然な形をしているのが分かりました。そしてすぐ近くのスレート材も1枚割れていました。
まさかと思い屋根から降りてすぐさまお客様になぜ今回屋根の不具合に気づかれたのですか?と質問させていただいたところ、先日、近くで工事をやっているものなのですが、とリフォーム業者を名乗る男が訪ねてきたと、、、
そして突然玄関前に現れて「屋根材がズレていて危険です」「このまま放置すると大変なことになりますよ!」などと屋根の不具合を指摘してきた業者。
この時点で95%くらいの確率でOUTです。
ほとんどの場合、「無料で点検します!」と言い残し屋根に上がり屋根材をその場で破損させたり、劣化を大げさに伝えて無理やり屋根修理工事の契約を取らせようとします。
結果的に何も破損していなかった屋根を壊されたり、相場よりも高額な修理費用を請求されるケースがほとんどです。
怪しいと思ったお客様は、相見積りをとることを選択され、当社にお問合せをいただきました。
この手の業者の手口はこうです。
①突然訪問してきて屋根の不具合を指摘
②近くで工事をしているので安くできると言う
③無料で点検すると屋根に登って故意に壊す
④火災保険で無料修理できると誘導
上記の対策法としては
・その場で契約・即決しない。
・屋根に登らせない。
・無料や限定に惑わされない。
・別の業者にも見積もりを依頼。
・家族の情報、お金に関することは教えない。
あとは名刺をもらうようにすることも大事かと思います。
昔からある手口ですが、最近はテレビをつければニュースでは強盗、殺人。
最近は物騒な世の中なので自分の身はもちろん、家族や大切な人を守るためにも知らない人の急な訪問には、細心の注意を払っていただきたいなと思いブログを書いてみました。
我々は、市川市の地域密着のリフォーム会社として、地域のお客様を守っていけたらと思っております。