20坪の美容室を開業する際の内装費とは?安くするコツや業者選びのポイントなども解説
著者:八幡建装 株式会社
美容室を開業する際、内装費は大きなコストの1つです。特に20坪程度の広さでは、内装のデザインや設備の選定によって費用が大きく変動します。
しかし、工夫次第でコストを抑えながらも魅力的な空間を作ることが可能です。
本記事では、20坪の美容室を開業する際の内装費と安くするコツなどを詳しく解説します。
美容室の施工実績が多数あり、小規模店舗の施工も得意としております。見積もりの段階で自社でできること、できないことを明確にし、最適なプランをご提供します。
千葉県、東京都全域で対応可能ですので、ぜひ以下からご連絡してください。
目次
20坪の美容室を開業する際の内装費

一般的に、20坪の美容室は500万円~2,000万円ほどの費用がかかることが想定されます。
シンプルな内装で最低限の設備を導入する場合は500万円前後で抑えられますが、高級感を出したり、特注の什器やデザイン性の高いインテリアを取り入れたりすると2,000万円程度かかることもあります。
詳しい費用については、施工依頼を検討している業者へ見積もりを取るようにしましょう。
10坪の美容室を開業する際の内装費
10坪の美容室は比較的小規模なサロンとして運営されることが多く、セット面の数も限られるため、一般的に20坪の美容室よりも内装費用は抑えられる傾向にあります。
一般的な相場は坪単価50万~150万円で、総額500万~1,500万円程度が目安です。
詳しい費用相場については、以下の記事で解説しておりますので、合わせてご確認ください。
関連記事:10坪以下の美容室内装工事で意識すべき3つのポイント|費用相場や広く見せるコツなども紹介
15坪の美容室を開業する際の内装費
15坪の美容室では、10坪と比べるとセット面やシャンプー台の数を増やすことができるため、やや広めのレイアウトを設計できます。
内装費の相場は500万~1,700万円程度程度が目安です。内訳には電気工事や給排水工事、床材や壁材の施工費用が含まれます。
スペースを有効活用するためには、オープンスペースと個室スペースのバランスを考えた設計が重要になります。
また、スタッフの動線をスムーズにするためのレイアウト計画もポイントです。
20坪の美容室を開業する際の内装費を安くするコツ

20坪の美容室を開業する際の内装費を安く抑えるためには、主に以下のようなことを意識してみましょう。
- 設備は中古品を使用する
- 居抜き物件を活用する
- 建材のグレードを低くする
- DIYを活用する
詳しく解説します。
設備は中古品を使用する
美容室の設備費用を抑えるためには、中古の設備を活用するのが有効です。
特にセット面やシャンプー台は新品だと1台あたり数十万円かかることが一般的ですが、中古品であれば半額以下で購入できることもあります。
中古品を導入する際は、機能の劣化がないか事前にチェックし、必要であればメンテナンスを行うことが大切です。
コストを抑えつつ、質の良い設備を取り入れることで、開業時の初期費用を削減できます。
居抜き物件を活用する
美容室の内装費を大幅に削減する方法の一つが、居抜き物件の活用です。
前のテナントが美容室だった場合、シャンプー台やセット面、配管設備がすでに整っているため、新たに設備を導入する必要がなく、初期投資を抑えられます。
ただし、既存の設備が自店のコンセプトと合致するか確認し、不足している部分だけを補う形でリフォームするのが理想的です。
建材のグレードを低くする
内装工事に使用する建材のグレードを調整することで、コストダウンが可能です。
例えば、高級な天然木材を使用せず、コストパフォーマンスの良い合板や塩ビタイルを活用することで、質感を保ちつつ費用を抑えることができます。
また、壁面の装飾もデザインシートを活用することで、安価におしゃれな空間を作ることができます。
DIYを活用する
内装工事の一部を自分で行うことで、施工費用を削減できます。
特に壁紙の張替えやペイント、家具の組み立てなどはDIYで対応可能な範囲です。
プロに依頼しなければならない設備工事などは業者に任せつつ、自分でできる部分は積極的にDIYを活用することで、コストを抑えられます。
20坪の美容室を開業する際の業者選びのコツ

20坪の美容室を開業する際、業者を選ぶコツは主に以下の通りです。
- 美容業界に強い業者を選定する
- 複数社から見積もりをとる
- 評価が高い業者を選ぶ
詳しく解説します。
美容業界に強い業者を選定する
美容室の内装は、一般的な店舗とは異なり、シャンプー台やセット面の配置、動線の確保が重要となります。
そのため、美容業界の施工実績が豊富な業者を選ぶことが成功のカギです。
美容室特有の電気・水回りの設備設計に慣れている業者であれば、施術のしやすさやスタッフの動線を考慮した設計が可能になります。
また、美容室の内装にはデザイン性が求められるため、過去の施工事例をチェックし、自分の理想に近いデザインを手がけた業者を選ぶことが重要です。
複数社から見積もりをとる
内装工事の費用は業者ごとに異なるため、必ず複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
同じ20坪の美容室でも、設計や使用する素材、施工期間によって費用が大きく変わることがあります。
最低でも3社程度に見積もりを依頼し、価格だけでなく、提案内容や工事の詳細も比較しましょう。
また、見積もりの内訳を確認することで、不要なコストを削減できる可能性があります。安さだけで選ばず、品質とコストのバランスを見極めることが重要です。
評価が高い業者を選ぶ
施工業者の選定では、口コミや評判を確認することも欠かせません。
インターネット上のレビューや過去の依頼者の声をチェックし、工事の仕上がりや対応の丁寧さを確認しましょう。
特に美容室の内装工事は細部の仕上げが重要になるため、丁寧な仕事をする業者を選ぶことが大切です。
また、過去にトラブルがあったかどうかも確認し、信頼できる業者かを判断しましょう。実際に施工した美容室を見学できる場合は、仕上がりを直接確認するのも有効な方法です。
20坪の美容室の内装を業者へ依頼する流れ
20坪の美容室の内装を業者へ依頼する際、以下のような流れで行います。
- ①美容室のコンセプトを明確にする
- ②実現させたい内装を決定する
- ③施工業者に依頼する
- ④着工し完了後に確認する
詳しく解説します。
①美容室のコンセプトを明確にする
内装工事を始める前に、美容室のコンセプトを明確にすることが必要です。
ターゲット層や提供するサービスに応じて、内装デザインの方向性も変わってきます。
たとえば、高級感を重視したいのか、カジュアルで入りやすい雰囲気にしたいのかによって、使用する建材や色合いが異なります。
内装デザインは店舗のブランドイメージを左右する重要な要素であるため、コンセプトをしっかり決め、それに合った設計を進めていくことが重要です。
②実現させたい内装を決定する
コンセプトが固まったら、具体的にどのような内装にするかを決めます。
セット面の数やシャンプー台の種類、待合スペースのレイアウトなど、店舗の使い勝手を考慮しながらプランを作成します。
美容室はスタッフとお客様が快適に過ごせる空間であることが重要なため、動線や設備の配置を慎重に検討しましょう。
また、デザイン性だけでなく、メンテナンスのしやすさや耐久性も考慮して、長く使える内装を計画することが大切です。
③施工業者に依頼する
内装のプランが決まったら、施工業者に正式に依頼します。業者との打ち合わせでは、工事のスケジュールや具体的な施工内容をしっかり確認しましょう。
また、追加費用が発生する可能性がある部分についても事前に説明を受け、予算オーバーを防ぐ工夫をすることが重要です。
契約を結ぶ際には、工期の遅れやトラブルが発生した場合の対応についても確認し、安心して工事を進められるように準備を整えます。
④着工し完了後に確認する
工事が始まったら、進捗を確認しながら適宜チェックを行います。
工事が順調に進んでいるか、設計通りの仕上がりになっているかを確認し、気になる点があれば早めに修正を依頼しましょう。
施工が完了したら、最終的な仕上がりを細かくチェックし、不備がないかを確認します。
電気や水回りの設備が正しく機能しているか、デザインが意図通りになっているかをしっかり見極めた上で、最終的な引き渡しを受けることが重要です。
20坪の美容室の内装費は業者へお見積もりを

美容室の内装工事は、デザインや設備によって大きく費用が変動します。そのため、事前に業者へ見積もりを依頼し、具体的な費用を把握することが大切です。
特に20坪の美容室では、設備や仕上げのグレードによって数百万円単位で費用が変わることもあるため、慎重に計画を立てる必要があるでしょう。
もし、20坪の美容室内装に関するお悩みがありましたら、八幡建装までご相談ください。
美容室の施工実績が多数あり、小規模店舗の施工も得意としております。見積もりの段階で自社でできること、できないことを明確にし、最適なプランをご提供します。
千葉県、東京都全域で対応可能ですので、ぜひ以下からご連絡してください。