防水リフォームの費用相場|安く抑えるコツや業者選びのコツまで解説
著者:八幡建装 株式会社
防水リフォームは、建物の寿命を延ばし、雨漏りや水害のリスクを避けるために欠かせない重要な工事です。
特にベランダ・バルコニーの床などは紫外線の影響を受けやすく、定期的に防水工事が必要となります。
実際、どれくらいの費用がかかるのか、そして費用を抑えるための方法を知りたいと考える方も多いでしょう。
そこで本記事では、防水リフォームの費用相場を種類別にご紹介し、業者選びのコツまで解説します。
八幡建装では、千葉県市川市や船橋市、東京都23区を中心に防水工事も承っております。
完全自社施工管理により中間マージンも一切ありません。ぜひ一度相談してみてください。
防水リフォームの種類別費用相場

防水リフォームには、主に以下4つの種類の工事があります。
ウレタン防水
FRP防水
アスファルト防水
シート防水
それぞれ費用相場が異なりますので、ぜひ参考にしてください。
ウレタン防水
ウレタン防水工事は、ウレタン樹脂を使って防水層を作る工法です。
特に屋上やベランダ、バルコニーなどの防水施工に広く使用されており、1平方メートルあたり約3,000円~5,000円が相場となります。
ウレタン樹脂は柔軟性があるため、施工後に下地の動きや振動に追従します。これにより、ひび割れなどの問題が起こりにくく、長期間安定した防水性能を維持できるのが大きなメリットです。
FRP防水
FRP防水工事は、強化プラスチック(FRP)を用いた防水工法の1つです。特に屋上やバルコニー、地下室など、長期間にわたって高い防水性能を求められる場所に使用されます。
一般的な費用相場は、1㎡あたりの施工費用は約3,500円〜7,000円程度です。
FRPは強度に定評があり、衝撃や摩耗に強いため、長期間にわたり安定した防水性能を維持できるのはメリットです。
また、膜のような防水層を形成することで、隙間がなく均一な防水層が作られ、雨水の浸入を防ぐ効果も期待できます。
アスファルト防水
アスファルト防水工事は、アスファルトやその関連素材を使用して建物や構造物の防水層を形成する工法です。
特に屋上や大規模な建物で広く使用されますが、アスファルト防水の費用は、1㎡あたり約5,000円~8,000円が相場となります。
施工自体が比較的迅速に行えるため、他の防水工法に比べて時間をかけずに完了できるのがメリットです。
シート防水
シート防水は、ビニールやゴム、ポリ塩化ビニール(PVC)などのシートを使用して防水層を作る方法です。特に屋上やバルコニー、地下室などで広く使用されています。
一般的な費用相場は、1㎡あたり6,000円~9,000円程度です。
シート防水は、接着剤や熱融着などでシートを密着させるため、隙間ができにくく、高い防水性能を誇ります。
防水層としての効果が長期間にわたって持続するため、特に雨水が頻繁にかかる場所に適しています。
防水リフォームの費用を安く済ませる方法

防水リフォームの費用を安く済ませる方法は、主に以下の通りです。
- 早めに劣化に気づいて工事を依頼する
- 複数業者から相見積もりを取る
- 防水工事と他のリフォーム工事をまとめて依頼する
詳しく解説します。
早めに劣化に気づいて工事を依頼する
費用を抑えるためには、劣化が進む前に早期に気づき、早めに工事を依頼することです。劣化が進行すると、問題が深刻化し、修理の規模や費用が膨らむ可能性が高くなります。
たとえば、小さなひび割れやコーキングの劣化、シーリングの不具合などが発見されれば、それを補修するだけで済むことが多く、工事の範囲が限られるため、費用が抑えられます。
逆に、劣化に気づかず放置してしまうと、水漏れが広がり、コンクリートの剥がれや構造材の腐食が進行してしまうことがあるでしょう。
複数業者から相見積もりを取る
費用を安く抑えたいのであれば、複数業者から見積もりをとることです。
複数の業者から見積もりを取得することで、それぞれの業者が提示する費用の内訳や価格の違いを比較できます。
たとえば、ある業者が提示した価格が他社よりも高かった場合、価格を下げる交渉の材料にできます。
相見積もりを取ることで、「他の業者よりも安くできるか?」と交渉しやすくなり、結果的に費用を削減することができるのです。
防水工事と他のリフォーム工事をまとめて依頼する
防水工事と他のリフォーム工事をまとめて依頼することも費用を抑える1つの手段です。
複数の工事をまとめて依頼すると、業者は「セット割引」や「まとめ割引」を提供することがよくあります。
業者は一度の訪問で複数の作業を進めるため、効率的に作業を進めることができ、その分、コスト削減が可能になるのです。
ただし、注意が必要なのは、必ずしもすべての業者がこのようなセット割引やまとめ依頼に対応しているわけではない点です。
業者によっては、個別の工事にしか対応していない場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
防水リフォームを行うにあたり業者選びのコツ

防水リフォームを行うにあたり業者選びのコツは、主に以下の通りです。
- 経験豊富な業者を選ぶ
- 保証内容を確認する
- 担当者の対応の良さを確認する
詳しく解説します。
経験豊富な業者を選ぶ
経験豊富な業者を選ぶことが重要なのは、これまでに数多くの防水工事を手掛けており、問題解決能力や適切な施工方法などについて高いスキルを持っているからです。
防水工事におけるさまざまな課題やトラブルに直面してきたため、それらを事前に予測し、適切な対策を講じることができます。
また、過去の実績から施工精度も高く、工期や品質に信頼を置けます。信頼できる業者選びは、安心できる工事と費用対効果の向上に繋がるでしょう。
保証内容を確認する
保証は工事後に万が一の不具合や問題が発生した場合に、業者がどのように対応するかを示す重要な要素です。
そのため、施工前に保証内容をしっかりと確認し、理解しておくことがリスク管理に繋がります。
保証の内容としては、工事後に防水層に不具合が発生した場合、どの範囲まで対応してくれるかが含まれます。
たとえば、ひび割れや剥がれ、漏水などのトラブルに対して、無償で修理を行ってくれるかどうか、また、修理対応期間がどれくらいかも重要な確認項目です。
一般的には、施工後5年から10年の保証がついている場合が多いですが、業者によっては、より長期的な保証を提供しているところもあります。
担当者の対応の良さを確認する
担当者がどれだけ信頼できるかは、工事の進行に大きな影響を与え、最終的な仕上がりにも関わってきます。
まず、担当者の対応が良いというのは、単に礼儀正しいことだけではなく、工事に関する知識や経験が豊富で、適切なアドバイスをしてくれることも含まれます。
防水リフォームは非常に専門的な技術を要するため、担当者が防水施工に関する基本的な知識や経験を持っているかどうかが重要です。
質問に対して迅速かつ分かりやすく答えてくれる担当者であれば、施工中の不安や疑問を事前に解消でき、安心して工事を任せることができます。
適正価格で防水リフォームを依頼しよう

防水リフォームの価格は使用する材料や施工方法によって異なりますが、適正な価格を知っておくことで、必要な工事を適切なコストで依頼できます。
業者選びでは、価格だけでなく、工事の内容やアフターサポートの充実度も重視しましょう。
八幡建装では、千葉県市川市や船橋市、東京都23区を中心に防水工事も承っております。
完全自社施工管理により中間マージンも一切ありません。ぜひ一度相談してみてください。