美容室の設計で意識すべき4つのポイント|業者選びのコツや参考事例も紹介
著者:八幡建装 株式会社
「美容室の内装ってどこから考えればいいの?」
「おしゃれで集客につながる美容室を設計したい」
そう思う方もいるのではないでしょうか。
美容室の設計は、コンセプトに合ったデザインと動線の工夫によって、第一印象からリピート率まで大きく影響を与える重要な工程です。
本記事では、美容室設計における内装の役割や設計の基本ポイント、デザイン事例、信頼できる内装業者の選び方までを詳しく解説します。
八幡建装は、千葉県市川市や船橋市、東京都23区を中心に店舗内装工事を行っており、特に美容室の施工実績が豊富です。
無料で物件選びに同行してもらえるため、お客様の理想に近い物件を選びやすく、完全自社施工管理により中間マージンも一切ありません。ぜひ一度相談してみてください。
美容室の開業に伴う設計の重要性

美容室の開業を成功させるためには、設計の段階でどれだけ空間づくりにこだわれるかが大きな分かれ道となります。
設計の重要性は、主に以下3つです。
- 内装が与える第一印象が集客を左右する
- 動線・設備配置はスタッフの働きやすさにも影響
- コンセプトと統一感がリピーターを生む
詳しく解説します。
内装が与える第一印象が集客を左右する
美容室に初めて訪れる顧客は、入店した瞬間の印象でその美容室のイメージを大きく左右されます。
特に内装のデザインや清潔感、照明、香りといった五感に訴える要素は、無意識のうちに評価の基準です。
内装に統一感があり、細部までこだわっている店舗は、それだけで信頼感や安心感を与え、来店のハードルを下げる効果があります。
逆に、空間に違和感がある、雑然としているといった印象を持たれると、それだけで足が遠のくこともあるのです。
美容室の設計は、第一印象で「また来たい」と思わせる強力な武器となるでしょう。
動線・設備配置はスタッフの働きやすさにも影響
美容室の業務は、カットやカラー、シャンプーといった複数の工程を効率的にこなす必要があります。
そのため、設計段階でスタッフの動線を考慮したレイアウトが重要です。
カットスペースからシャンプー台、バックヤードへの移動がスムーズであればあるほど、施術の流れが滞ることなく、顧客を待たせることも少なくなります。
また、無駄な動きを削減できればスタッフの疲労も軽減でき、業務効率の向上やサービス品質の安定にもつながります。
美容室の設計は、顧客満足とスタッフの働きやすさを両立させるための土台となるのです。
コンセプトと統一感がリピーターを生む
美容室の設計において、コンセプトの明確化とその一貫した表現が重要です。
ターゲット層や提供するサービスに応じて、「落ち着いた癒しの空間」や「スタイリッシュで都会的な空間」など、空間全体に統一感をもたせることでブランドイメージを強く印象づけられます。
その結果、顧客は「このお店は自分に合っている」と感じやすくなり、定期的に訪れたいという心理が働きます。
コンセプトを反映した設計は、空間演出だけでなく、サロンの世界観を伝えるブランディングの一環ともいえるでしょう。
美容室の設計で押さえるべきポイント

美容室の設計には、快適さと機能性の両立が求められます。そのためには、主に以下4つのポイントを抑えておくことが重要です。
- 動線は顧客の回遊性とスタッフの施術効率を両立させる
- エントランスと受付のデザインをまた来たくなる空間にする
- 空間ごとの目的に合った照明・素材・色の選定
- 収納・バックヤードのスペースも考慮
詳しく解説します。
動線は顧客の回遊性とスタッフの施術効率を両立させる
設計における動線の工夫は、美容室において重要です。
顧客がスムーズに受付から施術、会計までを移動できるルートを確保すると同時に、スタッフが効率よく動ける構造をつくることで、無駄な時間と労力を削減できます。
たとえば、施術スペースとシャンプー台を直線で結ぶような設計や、収納・作業スペースへのアクセスがしやすい動線にするなど、物理的な配置によって業務の質が大きく変わります。
顧客の快適さとスタッフの働きやすさのバランスが取れた動線設計は、美容室の運営に大きな効果をもたらすでしょう。
エントランスと受付のデザインをまた来たくなる空間にする
美容室におけるエントランスと受付は、まさに美容室の顔です。ここで与える第一印象が、その後のサービス体験全体に影響を及ぼすといっても過言ではありません。
落ち着いた照明や洗練された家具、清潔感のある受付カウンターなどを意識することで、訪れた瞬間に安心感や期待感を持ってもらえる空間になります。
また、店舗コンセプトを象徴するデザイン要素を盛り込むことで、「ここは自分に合っている」と感じさせられます。
エントランスと受付の設計は、ただの入り口ではなく、再来店につなげるための重要な演出エリアなのです。
空間ごとの目的に合った照明・素材・色の選定
美容室の空間は、カットスペース、シャンプーブース、待合室など、用途ごとに求められる雰囲気が異なります。
たとえば、カットスペースでは自然光に近い照明を使い、髪色や肌色の見え方を正確に保つことが重要です。
一方でシャンプーブースは、リラックスできるように間接照明や暗めの色調を選ぶと良いでしょう。
床材や壁材も、耐久性や清掃のしやすさだけでなく、視覚的な統一感やブランドイメージとの相性を考慮する必要があります。
空間ごとの役割に応じた設計が、全体の快適さと機能性を高めるカギとなります。
収納・バックヤードのスペースも考慮
美容室では、タオルやカラー剤、スタイリング剤などの備品類を常に整理整頓しておく必要があります。
そのためには、十分な収納スペースの確保が欠かせません。スタッフが使いやすい場所に収納があることで、施術中の無駄な動きを減らし、作業効率がアップします。
さらに、バックヤードの設計にも工夫が必要です。スタッフの休憩や準備、在庫管理をスムーズに行える環境は、職場環境の満足度にもつながります。
表に出ない部分こそ、設計段階からしっかり計画することで、サロン全体の運営がより円滑になるでしょう。
美容室の設計に伴い内装業者を選ぶポイント

理想的な美容室設計を実現するためには、主に以下2つのことを意識して業者選びを行いましょう。
- 設計から施工まで一括対応してくれるか
- 美容室の施工実績があるか
詳しく解説します。
設計から施工まで一括対応してくれるか
美容室の設計と施工を別の業者に依頼すると、意図のズレやコミュニケーション不足によるトラブルが生じやすくなります。
その点、設計から施工まで一括対応してくれる業者であれば、コンセプトの共有から完成までスムーズに進行できます。
一貫性のある空間づくりが可能になり、余計なコストや手間も削減できるのもメリットです。
特に開業時は何かと準備に追われるため、信頼できるワンストップ対応の業者を選ぶことが、効率的で安心な店舗づくりにつながるでしょう。
美容室の施工実績があるか
内装業者を選ぶ際は、その業者に美容室の施工実績があるかを必ず確認しましょう。
美容室ならではの設備配置や動線、照明の扱い方など、特有のノウハウが求められるため、経験のない業者では理想の空間を実現しづらい場合があります。
実績のある業者であれば、成功事例をもとに提案力も高く、安心して任せられるでしょう。
また、過去の施工例を見せてもらうことで、自分のイメージに合うかどうかを事前に判断できるのも大きなメリットです。
美容室設計の参考事例

弊社の代表事例は、千葉県船橋市船橋駅前の美容室店舗内装工事です。
天井やインテリアなどをダークトーンで合わせて、リラックスできるような空間を演出しております。
特にSNS映えができるよう、撮影スペースを設けており、明るめのローラーパターンジョリパットでおしゃれに仕上げているのも特徴です。
以下の記事で詳しく事例を紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
【施工事例はこちら】
設計と内装次第で美容室の集客は変わる
美容室の成功には、技術力やサービスの質だけでなく、設計や内装による空間づくりも大きく影響します。
顧客が心地よく過ごせる環境を整えることで、初回来店時の印象が良くなり、リピート率も向上します。
また、動線や設備配置によって業務効率が上がれば、スタッフの働きやすさも改善され、より質の高いサービス提供が可能となるでしょう。
八幡建装は、千葉県市川市や船橋市、東京都23区を中心に店舗内装工事を行っており、特に美容室の施工実績が豊富です。
無料で物件選びに同行してもらえるため、お客様の理想に近い物件を選びやすく、完全自社施工管理により中間マージンも一切ありません。ぜひ一度相談してみてください。