外構工事とは?エクステリアとの違いや工事内容を徹底解説
著者:八幡建装 株式会社「外構工事ってなに?」
「外構工事の内容が知りたい」
上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
外構工事とは建物や住宅の周りにある庭や駐車場、道路などの外部空間のデザイン・施工を行うことを指します。
新築で建てた家は、長年住み続けるとあらゆる外構部分が劣化してくるため、場合によっては工事が必要になるでしょう。
本記事では、外構工事がどんな工事かについてご紹介し、エクステリアとの違いや工事内容なども解説します。
リフォームを検討している方がいましたらぜひご一読ください。
八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や浦安市などで活動しています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く理想の居住空間を実現することが可能です。
市川市や船橋市、浦安市で外構工事を頼みたい方やコストを抑えた外構工事をしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。
目次
外構工事とは?エクステリアとの違い
冒頭でもお伝えしたとおり、外構工事とは庭や駐車場などの外部空間や地面などをデザイン・施工・整備などを行う工事のことです。
外構と似た言葉で「エクステリア」がありますが、似てるようで実際は異なる意味を持っています。
エクステリアは、外構工事の中でも、建物や住宅の外側にある部分のデザインや装飾を行うことを指し、主に以下の工事内容が該当します。
- 外壁の塗装・タイル貼り
- 窓枠やドアの設置
- 屋根や外壁の防水・断熱
従って、外構工事は庭や駐車場など周辺環境の全体的なデザインや施工を行い、エクステリアは建物の外観の美しさや機能性を向上するために行われる作業となるのです。
外装工事の種類3選【内容まで解説】
外装工事の種類は、以下3つに分けられます。
- クローズ外構
- オープン外構
- セミクローズ外構
あらかじめ種類について把握しておけば、自分の希望に沿った外構工事を実現しやすくなります。
以下3つの内容をぜひ参考にしてみてください。
クローズ外構|プライバシーを確保
クローズ外構とは、建物の外側にある庭や駐車場、通路などの外部空間を周囲から遮断し、プライバシーを確保するために行う外構工事です。
外部からの視線や騒音を遮断することが主な目的となる工事で、敷地内を囲うことで道路から家の中が見えないような設計となります。
そのため、プライバシーを保ちながら生活できる点が大きな魅力です。
また、クローズ外構は、周囲との境界線を明確にすることで、不審者の侵入を防止したり、子供やペットの安全を守ったりする役割も担っています。
外部からの騒音や風などの影響を受けにくくする効果もあり、住まいの快適性を向上することにもつながります。
「プライバシーを保ちたい」「安全性が高い家にリフォームしたい」などといった方には、クローズ外構がおすすめです。
オープン外構|開放感のある空間を演出
オープン外構とは、建物の外側にある庭や駐車場、通路などの外部空間を周囲とのコミュニケーションを重視しつつ、美しく調和した空間に仕上げるために行う外構工事です。
ヨーロッパの郊外住宅でよく見られるようなスタイルとなり、開放的でオープンな雰囲気に仕上げられます。
外構物の設置が少ないため、敷地面積を広く利用できる点が魅力です。
また、外構物がないことで周囲との距離感が近くなる傾向があり、家族や友人との交流を深めることができるほか、街の景観にも調和しやすいというメリットがあります。
「おしゃれな空間を作りたい」「開放的でのんびりした暮らしを実現したい」などといった方は、オープン外構がおすすめです。
セミクローズ外構|程よい開放感を演出
セミクローズ外構とは、建物の外側にある庭や駐車場、通路などの外部空間を周囲との距離感を適度に保ちつつ、プライバシーや安全性を確保するために行う外構工事です。
オープン外構とクローズ外構の両方の良さを兼ね備えているタイプで、特にフェンスや壁などを設置し、高さを調整すると程よい開放感を演出できます。
プライバシーと開放感の両方を取り入れた空間を実現することができる点が魅力です。
家族や友人との交流を深めたい人はもちろん、プライバシーを確保しつつ開放感のある空間を作りたい人におすすめできます。
ただし、設置場所や高さなどを慎重に考慮しなければオープン外構とクローズ外構の両方のメリットを活かすことができません。
セミクローズ外構を検討している方は、しっかりとした設計を組めるように、業者の方と入念に打ち合わせをしておきましょう。
外構工事・リフォームにかかる費用相場
ここまで外構工事の内容や種類などについて解説してきましたが、外構工事を中心としたリフォームをする場合、気になるのは費用面でしょう。
外構工事を中心としたリフォームを行う場合、施工場所や施工内容によって費用は異なります。
以下の表に、主な外構工事の箇所ごとの費用相場をまとめてみました。
施工箇所 | 費用相場 |
門柱・門扉 | 15~30万円 |
玄関アプローチ | 20〜40万円 |
フェンス | 30~60万円 |
塀囲い | 50~100万円 |
ガレージ・カーポート | 50~100万円 |
庭 | 50~100万円 |
ガーデンルーム・サンルーム | 50~60万円 |
ベランダ・バルコニー | 20~40万円 |
照明・ライト | 20~40万円 |
植栽 | 10~20万円 |
上記表は、あくまで外構工事費用の相場目安ですから、詳しい費用については依頼を検討している業者に問い合わせてみるのが1番です。
以下の記事で、費用の内訳について詳しく解説しているため、気になる方はこちらの記事もご確認ください。
外構工事を完了するまでの流れ
外構工事を完了するまでの流れは、主に以下の通りです。
- 自分に合った施工業者を探して依頼する
- 現地調査をしてもらう
- 見積もりをとる
- 施工内容の提案と契約を行う
- 着工する
事前に施工の流れについて理解しておけば、スムーズに契約や着工まで漕ぎ着けることができるでしょう。
それでは、順番に解説します。
自分に合った施工業者を探して依頼する
まずは、自分に合った施工業者を探して依頼することです。
初めて外構工事を検討している方は、どの業者を選んでいいか迷う方もいるでしょう。
どの外構部分を施工してもらうのか、どんな家を実現させたいのかなどを明確にし、希望に沿った施工業者を選ぶことが重要です。
特に八幡建装では、駐車場や門周りの施工実績が多数あります。
駐車場や門周りの外構工事を検討している方は、以下から導入事例を確認し相談してみてください。
現地調査をしてもらう
施工業者を決めたら、現地調査を行います。
現地調査では、電話やメールだけではわからないような周辺環境や敷地の高低差、土の状態やスペースの有無など、入念にチェックしてくれます。
これらをチェックした上で、施工に必要なポイントを洗い出し、要望や悩みをじっくりヒアリングしてくれる流れです。
カタログや施工写真を見ながら、リフォーム後の外構イメージを固めていきます。
見積もりをとる
現地調査が完了したら、調査結果を踏まえて見積もりを作成してもらいます。
材料費や施工費、諸経費などを算出してもらい、外構工事にかかる正確な費用を提示してくれます。
顧客の疑問に寄り添いながら、さまざまな角度からプランの提案を行ってくれるため、要望通りの外構工事が実現しやすいです。
また、見積もりの変更は基本的にお金がかかりませんから、自分が納得するまで、何度でも要望を伝えることができるのも嬉しいポイントです。
あらかじめ外構工事にかける予算を明確にしておき、提示された見積もり金額が予算内かをしっかりと確認しましょう。
施工内容の提案と契約を行う
見積もりが取れたら、施工内容の提案と契約を行います。
ここでは、具体的に各種エクステリア商品のコーディネートや外構部分のレイアウトなどを提案してもらいます。
提案内容に納得ができ次第、契約を行う流れです。
なお、職人の準備や工程調整を図るため、外構工事の着工予定期間の1~2か月前には、契約の意思を示す必要があります。
着工する
契約の意思を表示したら、いよいよ外構工事の着工です。
施工前には、再度細かい部分の打ち合わせを行い、仕様や工程、スケジュールなどを確認します。
顧客に最初から最後まで安心してもらえるために、疑問点や不安なことなど、なんでも相談できるため、着工時に何かあれば気軽に相談するのがおすすめです。
なお、外構工事の工期は、一般的な一戸建てだと約2週間~2か月ほどと言われていますが、業者や工事内容によって多少の違いがあります。
詳しい施工期間は、依頼する業者に確認しておきましょう。
外構工事を行う際の注意点
最後に、外構工事を行う際の主な注意点を5つご紹介します。
- 外構工事を行う目的を明確にしておく
- 生活動線を意識する
- 家のデザインを考慮して施工してもらう
- 価格の安さだけで決めない
- 複数業者から見積もりをとる
あらかじめ注意点を理解しておけば、安心して業者に外構工事を依頼できるでしょう。
以下5つの内容をぜひ参考にしてみてください。
外構工事を行う目的を明確にしておく
1つ目の注意点は、外構工事を行う目的を明確にしておくことです。
あらかじめ外構工事を行う目的をしっかりと持てば、より快適な住環境を実現できます。
例えば、優雅な日常を過ごしたいのであれば庭のレイアウトや植栽を工夫することで、自然に癒される空間を作れます。
子どもが快適に遊べるような家を作りたいのであれば、芝生を敷くこともできるでしょう。
このように、目的さえ明確にすれば、家族が快適に長く住み続けることができる住空間を作れるのです。
まずは自分たちが何を目的としているのかを明確にし、最適な工事計画を立てましょう。
生活動線を意識する
2つ目の注意点は、生活動線を意識することです。
家は長く住み続けるため、生活をしていく中で不便さを感じてしまうとそれだけでストレスを抱えてしまいます。
ストレスフリーで快適に過ごすためにも、生活動線を考慮した外構工事が必要です。
例えば、車通勤をするのであれば、玄関から駐車場が近いように工事を行うことが必要になります。
このように、生活動線を意識した外構工事を依頼すれば、日常生活に不便さを感じることが少なくなり、住み心地をよくすることができます。
外構工事を依頼する場合は、現状の生活動線を把握し、改善点がないかどうかを調べておくのも重要です。
家のデザインを考慮して施工してもらう
3つ目の注意点は、家のデザインを考慮して施工してもらうことです。
家のデザインを考慮して施工してもらうことで、主に以下3つのメリットが期待できます。
- 統一感のあるデザインを実現できる
- 高い美観を保ちやすい
- 長期的な視点での費用削減ができる
家の外観や内装、庭のデザインなど、全体的なデザインを考慮して外構工事を行えば、統一感のある美しい外観を実現することが可能です。
例えば、家の色や形状に合わせたフェンスや門扉、照明などを設置することで、家と外構の雰囲気が揃うため、印象がよくなります。
また、将来的に必要になるメンテナンスや修理の費用を削減できる点も魅力です。
例えば、家の外壁と同じ色のフェンスを設置することで、フェンスに傷がついたとしても、補修をする際に塗装をするだけで済みます。
結果的に、費用を抑えられるため、長期的な目線でコストをかけたくない方にはおすすめです。
価格の安さだけで決めない
4つ目の注意点は、価格の安さだけで決めないことです。
安ければその分、コストを抑えられるため、経済的な負担を減らすことはできますが、価格の安さだけで決めてしまうと、主に以下のようなリスクがあります。
- 施工技術や品質の低下につながる
- 長期的な目線でメンテナンスや修理の費用が高くなる
安価な外構工事を選択すると、施工技術や使用する素材の品質が低下する可能性があります。
施工技術が低ければ、工事中のトラブルや完成後の品質不良などが発生する可能性が高くなり、満足のいく外構工事がしにくいです。
また、施工時に使用された素材や施工技術が低ければ、すぐ劣化してしまう恐れもあり、将来的にメンテナンスや修理が必要になることがあります。
上記のようなリスクを避けるためにも、値段相応の施工をしてくれる業者に依頼し、理想の外構を手に入れましょう。
複数業者から見積もりをとる
5つ目の注意点は、複数業者から見積もりをとることです。
複数業者から見積もりを取ることで、施工内容や費用の比較ができます。
複数業者から提示された費用の比較ができれば、事前に設定していた予算内で抑えられる業者や1番安い業者などが明確にでき、自分に合った業者を選びやすくなります。
また、業者間の競争原理が働くため、より高品質な工事をより低価格で提供する業者を見つけることができる可能性があるのも大きなメリットです。
「可能な限り高品質で低価格な業者を選びたい」「さまざまな業者を比較したい」などといった方は、複数業者から見積もりを取るようにしましょう。
外構工事を依頼するなら八幡建装がおすすめ
本記事では、外構工事がどんな工事かについてご紹介し、エクステリアとの違いや工事内容なども解説しました。
外構工事は、以下3タイプに分けられ、それぞれ特徴が異なります。
- クローズ外構
- オープン外構
- セミクローズ外構
外構工事を行う目的やどの部分の外構を改善したいかなど、あらかじめプランを明確にしつつ、施工にかけられる予算も決めて業者を選ぶようにしましょう。
八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や浦安市などで活動しています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く理想の居住空間を実現することが可能です。
市川市や船橋市、浦安市で外構工事を頼みたい方やコストを抑えた外構工事をしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。