10坪以下の美容室内装工事で意識すべき3つのポイント|費用相場や広く見せるコツなども紹介
著者:八幡建装 株式会社
美容室を開業したいものの、限られたスペースで理想の内装を実現できるか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
特に10坪以下の小規模店舗では、レイアウトやデザインの工夫が成功の鍵となります。
狭さを感じさせない配置や機能的な内装デザインを取り入れることで、快適でおしゃれな空間を演出することが可能です。
本記事では、10坪以下の美容室内装工事で意識すべきポイントや費用相場などを詳しく解説します。
八幡建装は、千葉県、東京都全域で店舗工事を行っており、美容室の施工実績が多数ございます。
見積もりの段階で自社でできること、できないことを明確にし、最適なプランをご提供します。ぜひ一度相談してみてください。
10坪以下の美容室内装工事で抑えておきたいポイント

10坪以下の美容室内装工事で抑えておきたいポイントは、主に以下の通りです。
- 動線とレイアウトは限られたスペースを考慮して設計する
- インテリアはシンプルなものを意識する
- 収納スペースを工夫する
詳しく解説します。
動線とレイアウトは限られたスペースを考慮して設計する
10坪以下の美容室の内装工事では、限られたスペースを最大限に活かすために動線とレイアウトの設計が重要です。
施術スペースや受付、待合スペース、バックヤードなど、各エリアの配置を工夫し、スタッフとお客様がスムーズに移動できるように計画することが求められます。
特にセット面とシャンプー台の位置関係を最適化し、最小限の移動で施術が完結するように設計することがポイントです。
インテリアはシンプルなものを意識する
10坪以下の美容室の内装工事では、空間の限られた中で洗練された印象を持たせるために、インテリアはシンプルなものを意識しましょう。
装飾や家具が多すぎると、狭い空間がさらに圧迫された印象になり、施術を受けるお客様に窮屈さを感じさせてしまう可能性があります。
例えば、家具や収納は無駄のないデザインを選び、装飾も厳選したものだけを取り入れることで、清潔感があり、落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。
カラーや素材の統一感を持たせながら、シンプルで機能的なデザインを採用することが望ましいです。
収納スペースを工夫する
施術に必要な道具や薬剤、タオルなど、美容室には多くのアイテムが必要になりますが、それらを整理整頓しながら、すっきりとした店内を維持することが求められます。
収納が不十分だと、道具が散乱しやすくなり、狭いスペースがさらに圧迫された印象を与えてしまうため、使いやすさと美観の両面を考慮した収納計画が重要です。
例えば、壁面収納を活用すれば、限られた床面積を圧迫することなく収納スペースを確保できます。
シャンプー台やセット面の周辺には、壁に取り付けるシェルフや吊り戸棚を設置し、日常的に使用するアイテムを手の届く位置に整理するのが効果的です。
また、施術用ワゴンを活用することで、必要な道具を移動しながら使用できるため、作業効率を向上させつつ、必要なときにすぐ収納できる利便性も確保できます。
10坪以下の美容室内装工事の費用相場

10坪以下の美容室の内装工事にかかる費用相場は、工事内容や仕上げのクオリティによって大きく変動しますが、一般的な目安として500万円から1,500万円程度が必要になります。
内装工事の費用は、物件の状態や設計のこだわり、設備の種類によっても異なるため、どのような仕上がりを目指すのかを明確にしておくことが重要です。
時にスケルトン物件を一から作り上げる場合、設備工事や間仕切りの設置、電気・水道工事などの基礎工事だけでも500万円以上の費用がかかることが一般的です。
内装デザインにこだわり、オリジナルの造作家具や特注の什器を導入する場合には、総額が1,000万円を超えることも珍しくありません。
一方、居抜き物件を活用する場合、既存の設備やレイアウトを活かせるため、工事費用を300万円から500万円程度に抑えることも可能です。
詳しい費用相場は、依頼を検討している業者に問い合わせてください。
10坪以下の美容室内装を広く見せるコツ

10坪以下の美容室内装を広く見せるコツは、主に以下の通りです。
- 天井を高くする
- 壁や仕切りはなるべく設置しない
- 窓を大きくする
詳しく解説します。
天井を高くする
空間を広く見せるためには、天井を高くするのがおすすめです。
限られた床面積の店舗では、横の広がりを確保することが難しいため、縦の空間を活用することで開放感を生み出し、狭さを感じにくくすることができます。
建物の構造上、天井の高さを変更できる場合は、不要な天井板を取り除き、躯体を活かしたデザインにすることで、より開放的な印象を与えることが可能です。
特に、コンクリート打ちっぱなしの天井や木目を活かしたデザインは、スタイリッシュかつ洗練された雰囲気を演出できるため、美容室のコンセプトに合わせて取り入れると効果的です。
壁や仕切りはなるべく設置しない
限られたスペースに仕切りを多用すると、視線の抜けがなくなり、圧迫感を感じやすくなってしまいます。
特にカットスペースやシャンプー台などのゾーニングを明確に分けようとすると、かえって窮屈な印象を与えてしまうでしょう。
開放感を演出するためには、壁を使わずに空間を区切る工夫が求められます。
例えば、カットスペースと待合スペースの間に大きな仕切りを設けるのではなく、背の低い家具や観葉植物を配置することで、空間の広がりを損なわずにエリアを分けることが可能です。
また、シャンプーブースを半個室にしたい場合でも、完全に壁を作るのではなく、天井まで仕切らないパーティションやカーテンを活用することで、圧迫感を軽減しながら適度なプライバシーを確保できます。
窓を大きくする
窓のサイズが大きくなることで、自然光がたっぷりと入り、店内を明るく開放的に見せる効果があります。
特に面積の狭い空間では暗さや圧迫感が強調されやすいため、自然光を最大限に取り入れることで広がりを感じやすくなります。
また、大きな窓は視線を外へ抜く効果を生み、店内と屋外の境界を曖昧にすることで、実際の面積以上の奥行きを演出することが可能です。
例えば、通りに面したガラス張りの窓を設置することで、歩道や街並みが背景となり、外の空間が店内と一体化したような印象を与えられます。
さらに、窓からの景色が見えることで、閉鎖的な雰囲気を防ぎ、開放感のある快適な美容室を実現できるでしょう。
10坪以下の美容室内装なら八幡建装へ

10坪以下の美容室を開業するのであれば、内装は広く見せる工夫が必要です。
動線とレイアウトを考慮した上でインテリアや収納スペースの配置を決めましょう。
もし、10坪以下美容室内装に関するお悩みがありましたら、八幡建装までご相談ください。
美容室の施工実績が多数あり、小規模店舗の施工も得意としております。見積もりの段階で自社でできること、できないことを明確にし、最適なプランをご提供します。
千葉県、東京都全域で対応可能ですので、ぜひ以下からご連絡してください。