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中華料理店の内装で押さえるべきポイント!業態別の費用相場と業者選びのコツ

著者:八幡建装 株式会社

「中華料理店を開業したいが、内装工事にどれくらいの費用がかかるのだろう?」
「油汚れや煙の対策など、中華特有の設備で失敗しないためのポイントは?」

このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、中華料理店の内装で押さえるべき注意点や、スケルトン・居抜き別の費用相場、費用を抑えるコツを解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

また、弊社では東京都・千葉県全域で飲食店の店舗工事に対応しており、物件探しから施工まで一貫してサポートしています。

中華料理店などの重飲食店の施工実績も多数ありますので、ぜひご相談ください。

目次

  1. 中華料理店の内装で押さえるべき【5つの注意点】
    1. 注意点①:高火力に対応した厨房設備を導入する
    2. 注意点②:強力な吸排気・換気設備を整える
    3. 注意点③:グリストラップ(油水分離阻集器)を必ず設置する
    4. 注意点④:油汚れが目立たない・清掃しやすい床材を選ぶ
    5. 注意点⑤:厨房とホールの動線を考慮したレイアウトにする
  2. 中華料理店の内装費用と相場【3つの物件パターン】
    1. パターン①:スケルトン物件の内装費用と坪単価
    2. パターン②:居抜き物件の内装費用と坪単価
    3. パターン③:業態別(町中華・高級中華など)の費用相場
  3. 中華料理店の内装デザインをおしゃれに決める【3つの手順】
    1. 手順①:ターゲット層とコンセプトを明確にする
    2. 手順②:照明やカラー(赤・金・木目調)で雰囲気を演出する
    3. 手順③:客層に合わせた座席レイアウトを設計する
  4. 中華料理店の内装費用を安く抑える【3つのコツ】
    1. コツ①:状態の良い居抜き物件をそのまま活用する
    2. コツ②:複数業者から相見積もりを取得して比較検討する
    3. コツ③:高額な厨房機器は中古品やリースを利用する
  5. 中華料理店の内装業者を選ぶ際の【3つのチェックポイント】
    1. ポイント①:飲食店(特に中華)の内装・厨房設計の実績が豊富か
    2. ポイント②:要望に対する提案力やコミュニケーション力があるか
    3. ポイント③:施工後のアフターフォローやメンテナンス体制が整っているか
  6. 中華料理店の内装作りまとめ|プロに無料相談して理想の店舗へ

中華料理店の内装で押さえるべき【5つの注意点】

中華料理店の内装工事は、カフェや居酒屋と比べて設備面の要件が多くなります。

本セクションでは、店舗設計で特に重要となる以下5つのポイントを解説します。

項目内容
高火力対応厨房設備の強化
換気設備強力な吸排気・給気の整備
排水処理グリストラップの設置
床材清掃性・耐油性の確保
動線設計厨房とホールの効率化

これらを設計段階で押さえることが、トラブル防止と安定した店舗運営につながります。

注意点①:高火力に対応した厨房設備を導入する

中華料理店では、高火力に対応した厨房設備の導入が不可欠です。炒め物や揚げ物など、短時間で一気に仕上げる調理が中心となるためです。

そのため、都市ガスの太い配管や専用の中華コンロが求められます。一般的なカフェと比較すると、中華用の大火力コンロは3〜5倍のガス容量を消費します。

ガス配管の口径が細い物件では、後から増設工事が必要になることもあります。結果として、想定以上のコストが発生するケースも少なくありません。

物件選びの段階でガス容量を確認し、高火力を安定して使える設計にすることが重要です。

注意点②:強力な吸排気・換気設備を整える

快適な店内環境を維持するには、吸排気・換気設備の強化が欠かせません。高火力調理により、厨房では大量の油煙や蒸気、熱気が発生します。

排気能力が不足すると、煙やニオイが客席に流れ込みます。同時に、従業員の作業環境も悪化してしまいます。

そのため、大型の排煙フードや高出力のダクトファンの設置が必要です。加えて、排気量に見合った給気を確保し、空気のバランスを保つ設計も重要となります。

給気が不足すると、扉が重くなる「負圧」の問題が発生するため注意が必要です。油煙を確実に屋外へ排出する仕組みは、店舗の快適性と評価を左右する重要な要素です。

注意点③:グリストラップ(油水分離阻集器)を必ず設置する

排水処理の観点から、グリストラップの設置は必須です。

中華料理では大量の油を使用します。油分を含んだ排水をそのまま流すと、配管の詰まりや悪臭の原因になります。

さらに、環境への影響も無視できません。

多くの自治体では、飲食店への設置が義務付けられています。

店舗規模やメニューに応じて、床埋め込み型や据え置き型など適切な種類を選定する必要があります。

また、清掃しやすい位置に設置することも重要です。
定期的なメンテナンスがしやすくなり、衛生管理の負担軽減につながります。

適切なグリストラップの設置は、衛生管理と設備トラブル防止の基盤となります。

注意点④:油汚れが目立たない・清掃しやすい床材を選ぶ

床材の選定も、店舗の清潔感を左右する重要な要素です。

空気中の油分が床に付着しやすく、一般的なフローリングでは滑りやすくなります。
また、黒ずみが残りやすい点にも注意が必要です。

厨房には、水洗いしやすく耐油性の高い防滑仕様の長尺シートや塩ビタイルが適しています。

客席についても、赤や濃い茶色などの暖色系を選ぶことで、汚れを目立ちにくくできます。

メンテナンス性を考慮した床材選びが、清潔感の維持と安全性の確保につながります。

注意点⑤:厨房とホールの動線を考慮したレイアウトにする

効率的な店舗運営には、動線設計が欠かせません。

中華料理はスピードが重要です。出来立ての料理を迅速かつ安全に提供する必要があります。

そのため、スタッフ同士がスムーズに動ける通路幅の確保が求められます。さらに、提供口と下膳口を分けることで、混雑時でも配膳が滞りません。

オープンキッチンを採用する場合は、油煙対策も必要です。エアカーテンの設置などにより、ホールへの流入を防ぐ工夫が求められます。

無駄な動きを減らした動線設計は、回転率の向上と人件費の最適化に直結します。

中華料理店の内装費用と相場【3つの物件パターン】

中華料理店を開業する際、物件の契約状態や業態によって内装工事の費用は大きく変動します。

本セクションでは、以下3つのパターンごとに費用相場と特徴を解説します。

パターン内容
スケルトン物件ゼロから内装を構築
居抜き物件既存設備を活用
業態別コンセプトに応じた費用差

自店のコンセプトに合った物件を選び、あらかじめ費用の目安を把握しておくことが重要です。

パターン①:スケルトン物件の内装費用と坪単価

スケルトン物件から中華料理店をつくる場合、内装費用は坪単価30万円〜75万円程度が目安となります。

床下配管や壁の骨組み、電気設備、空調などをすべてゼロから構築する必要があります。そのため、初期費用は3つの中で最も高額になりやすい傾向があります。

中華料理店では、ガス管の増径工事や大型ダクトの設置にも費用がかかります。15坪の店舗であれば、総額450万円〜1,100万円程度を見込んでおくと安心です。

初期投資は大きいものの、レイアウトや設備を自由に設計できる点が大きなメリットです。

パターン②:居抜き物件の内装費用と坪単価

居抜き物件を活用する場合、内装費用は坪単価15万円〜50万円程度に抑えられます。

既存の空調設備やトイレなどの水回り、厨房区画を再利用できるためです。特に中華料理店の居抜きであれば、高火力コンロやダクトファンをそのまま使える可能性があります。

ただし、設備の劣化状況や排気能力の確認は欠かせません。
メニューに対して性能が不足しているケースもあるため、事前のチェックが重要です。

既存設備を活用すれば、コストを抑えつつスピーディーな開業が可能です。

パターン③:業態別(町中華・高級中華など)の費用相場

内装費用は、業態やターゲット層によっても大きく変わります。

町中華のような大衆業態では、機能性を重視したシンプルな設計が中心です。スケルトンでも坪単価28万円〜50万円程度に収まるケースが一般的です。

一方で、高級中華の場合は内装への投資額が大きくなります。
個室の造作や円卓・回転テーブルの導入、高級素材の使用が必要になるためです。

その結果、坪単価50万円〜100万円以上になることも珍しくありません。

料理の価格帯と内装の質は連動するため、コンセプトに合った予算設定が求められます。

中華料理店の内装デザインをおしゃれに決める【3つの手順】

魅力的な店舗空間をつくるには、行き当たりばったりの装飾ではなく、手順に沿ってデザインを決定することが重要です。

本セクションでは、内装デザインを整えるための3つの手順を解説します。

手順内容
ターゲット設定客層とコンセプトの明確化
空間演出照明・カラーによる雰囲気づくり
レイアウト設計客層に合わせた座席配置

これらの手順を踏むことで、統一感のある魅力的な店舗空間を実現できます。

手順①:ターゲット層とコンセプトを明確にする

最初に行うべきは、ターゲット層とコンセプトの明確化です。誰に向けた店舗なのかによって、求められる空間の方向性は大きく変わります。

学生やサラリーマンを中心にするのか、ファミリー層を想定するのかによって、内装のテイストは異なります。

例えば、ビジネス街でランチ需要を狙う場合は、明るく清潔感のあるシンプルなデザインが適しています。

一方で、ディナー中心の中華バルであれば、照明を落とし、落ち着いた雰囲気の空間が好まれます。誰にどのような体験を提供するのかを明確にし、設計の軸をぶらさないことが重要です。

ターゲットとコンセプトの明確化が、内装デザイン全体の方向性を決定づけます。

手順②:照明やカラー(赤・金・木目調)で雰囲気を演出する

空間の印象を左右する要素として、照明とカラーの設計は欠かせません。視覚的な情報は、顧客の心理や食欲に影響を与えます。

中華料理店では、赤色や金色をアクセントとして取り入れる手法が一般的です。赤は食欲を促進し、金は高級感や活力を演出します。

さらに、木目調の素材を組み合わせることで、過度に派手にならず落ち着いた印象に仕上がります。

照明は、料理が美味しく見える暖色系(電球色〜温白色)を選びます。テーブル上にダウンライトやペンダントライトを配置すると、立体感のある空間を演出できます。

照明とカラーの組み合わせが、店舗の雰囲気を大きく左右します。

手順③:客層に合わせた座席レイアウトを設計する

最後に、客層に合わせた座席レイアウトを設計します。座席配置やテーブルサイズは、居心地だけでなく回転率や客単価にも影響します。

お一人様の利用が多い場合は、カウンター席を中心に配置します。厨房の様子が見える設計にすることで、ライブ感のある空間を演出できます。

グループ客やファミリー層を想定する場合は、テーブル席の柔軟性が重要です。人数に応じてレイアウトを変えられるベンチシートが有効です。

高級志向の店舗では、プライベート感の確保が求められます。パーテーションや個室を設けることで、落ち着いた空間を提供できます。

客層に適した座席設計が、満足度と売上の両方に直結します。

中華料理店の内装費用を安く抑える【3つのコツ】

飲食店の開業資金において、内装工事費は大きな割合を占めます。

初期投資を回収しやすくするため、本セクションでは内装費用を抑える3つのコツを解説します。

コツ内容
居抜き活用既存設備を最大限利用
相見積もり複数業者で価格比較
設備調達中古・リースの活用

品質を維持しながらコストを抑える工夫が、安定した店舗経営につながります。

コツ①:状態の良い居抜き物件をそのまま活用する

費用を抑えるうえで有効なのが、状態の良い居抜き物件の活用です。既存設備をそのまま使うことで、工事費を大幅に削減できます。

空調設備や給排水管、グリストラップ、防水工事などのインフラは特に高額です。これらを再利用できれば、大きなコスト削減につながります。

中華料理店の居抜きであれば、太いガス管や排気ダクトがすでに整っている場合もあります。その分、追加工事を最小限に抑えられます。

ただし、見えない部分の劣化や故障リスクには注意が必要です。

契約前には、内装業者や設備専門家とともに現地確認を行いましょう。使用可能な設備かどうかを見極めることが重要です。

既存設備を見極めて活用することが、最も効果的なコスト削減につながります。

コツ②:複数業者から相見積もりを取得して比較検討する

適正価格で工事を行うには、相見積もりの取得が欠かせません。

内装業者ごとに、施工体制や仕入れルートが異なります。同じ条件でも、提示金額に大きな差が出ることがあります。

見積書を確認する際は、総額だけで判断しないことが重要です。材料費・施工費・諸経費などの内訳を細かくチェックします。

また、担当者の対応力も重要な判断基準となります。提案内容の具体性や、問い合わせへの対応スピードも確認しておきましょう。

価格だけでなく内容と対応力を比較し、信頼できる業者を選定することが重要です。

コツ③:高額な厨房機器は中古品やリースを利用する

厨房機器は、すべて新品で揃える必要はありません。中古品やリースを活用することで、初期費用を抑えられます。

中華レンジや業務用冷蔵庫、製氷機などは中古市場が充実しています。状態の良い製品を、新品より大幅に安く導入できる場合もあります。

ステンレス作業台や吊り棚などは、中古でも機能面に問題が出にくい設備です。

リースを利用すれば、初期費用を抑えつつ設備を導入できます。手元資金を残せるため、運転資金の確保にもつながります。

契約前には、保証内容やメンテナンス条件の確認が必要です。新品・中古・リースを組み合わせることで、無理のない設備投資が可能になります。

中華料理店の内装業者を選ぶ際の【3つのチェックポイント】

理想の中華料理店を実現するためには、内装業者選びが重要です。

本セクションでは、業者選定時に確認すべき3つのポイントを解説します。

チェックポイント内容
実績中華料理店の施工経験の有無
提案・対応力要望に対する提案力とコミュニケーション
アフター体制施工後のサポート体制

これらを事前に確認することで、工期遅延や追加費用といったトラブルを防げます。

ポイント①:飲食店(特に中華)の内装・厨房設計の実績が豊富か

最も重視すべきは、飲食店、とくに中華料理店の施工実績です。

中華料理店は、一般的な店舗とは異なる専門性が求められます。ガス設備や排煙設計、衛生基準への対応など、専門知識が不可欠です。

実績の少ない業者に依頼すると、設備面で問題が発生するリスクがあります。例えば、排煙不足や火力不足といったトラブルにつながる可能性があります。

業者の公式サイトで施工事例を確認し、自身のイメージに近い店舗の実績があるかをチェックしましょう。

中華料理店の実績が豊富な業者を選ぶことが、失敗を防ぐ最も重要なポイントです。

ポイント②:要望に対する提案力やコミュニケーション力があるか

提案力とコミュニケーション力も重要な判断基準です。

店舗づくりは長期間にわたるプロジェクトです。認識のズレがあると、仕上がりや費用に影響が出る可能性があります。

単に要望を形にするだけでなく、改善提案ができる業者が理想です。例えば、動線改善など具体的な提案があるかを確認しましょう。

また、やり取りのスムーズさも重要です。質問への対応スピードや説明の分かりやすさも判断材料になります。

提案力と対応力の高い業者は、完成度の高い店舗づくりにつながります。

ポイント③:施工後のアフターフォローやメンテナンス体制が整っているか

施工後のサポート体制も必ず確認しましょう。

飲食店、とくに中華料理店は設備への負荷が大きく、トラブルが発生しやすい環境です。
オープン後に不具合が出るケースも珍しくありません。

そのため、迅速に対応できる体制があるかが重要です。
保証期間や対応内容は、契約前に書面で確認しておきましょう。

引き渡し後も継続してサポートを受けられる業者を選ぶことが大切です。

アフターフォローが充実している業者を選ぶことが、安定した店舗運営につながります。

中華料理店の内装作りまとめ|プロに無料相談して理想の店舗へ

中華料理店の内装づくりでは、強力な排気設備や高火力コンロへの対応など、専門的な要件が多く求められます。

事前準備と見積もりの内訳確認を徹底し、施工内容や工程、保証体制まで含めて比較することが重要です。
これにより、後悔のない業者選定につながります。

物件の構造や設備状況によっては、想定以上の追加費用が発生する場合もあります。

そのため、自己判断で進めるのではなく、専門業者に現地調査を依頼することが有効です。プロの視点から具体的なアドバイスを受けることで、計画の精度が高まります。

八幡建装は、千葉県および東京都全域で店舗工事に対応しています。飲食店の施工実績も豊富にあります。

見積もり段階から実現可能なプランを明確に提示し、予算に応じた最適な店舗空間を提案します。

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