内装は店舗の雰囲気や顧客の満足度などに繋がる重要な部分ですが、数多くある業者の中でどこに依頼すればいいか迷っているオーナーもいるでしょう。

多くの業者が存在する中で、自分の店舗に最適な業者を見極めることで、理想としている店舗空間を実現できます。

そこで本記事では、店舗内装の業者選びで失敗しない方法をご紹介し、注意点も解説します。

内装業者を選ぶ際に迷っている場合、どんな業者に選べばいいか専門業者に相談することも大切です。

八幡建装は、千葉県、東京都全域で店舗工事を行っており、見積もりの段階で自社で実現できること、できないことをしっかりとお客様に伝えた上で、施工を行います。

中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべて店舗内装工事にかかる費用となるため、ぜひ一度相談してみてください。

店舗内装の業者選びが重要な理由

内装は単に空間を美しく整えるだけでなく、来店客に与える印象を左右します。

顧客満足度を上げるために重要な要素ともなるため、店舗内装をする際は優良な業者を選ぶことが重要です。

ここからは、下記3つについて深掘りしていきます。

• 業者ごとに得意分野は異なる
• 業者によって対応範囲が異なる
• 悪徳業者も存在する

ぜひ参考にしてください。

業者ごとに得意分野は異なる

内装工事は多岐にわたる要素を含みますが、飲食店、小売店、美容サロン、オフィスなど、業態によって求められるデザインや機能性が大きく異なります。

業者ごとの得意分野を見極めずに選定を行うと、結果として意図に沿わない設計がなされる可能性があり、後々の修正が必要になるケースもあります。

そのため、すべての業者がどの業態にも適応できるわけではなく、それぞれの分野に特化した知識や技術を持つ業者を選ぶことが重要です。

たとえば、飲食店の内装では厨房設備や換気システムの設置が必要であり、動線設計や店舗全体の居心地の良さを考慮した空間作りが求められます。

この分野に特化している業者であれば、顧客のニーズに合ったデザインだけでなく、厨房設備や換気システムの設置を踏まえた上で、効率的なオペレーションを実現するレイアウトを提案できるでしょう。

自店舗の業態や目的に合わせて適切な専門性を持つ業者を選ぶことが、満足のいく内装を実現するために必要です。

業者によって対応範囲が異なる

内装工事には、デザインや設計、施工、さらには設備工事やアフターメンテナンスまで、多岐にわたる工程が含まれます。

しかし、すべての業者がこれらのすべてを一貫して対応できるわけではなく、それぞれの業者が得意とする範囲やサービス内容には違いがあります。

たとえば、設計事務所の場合はデザインまたは設計のみを行うことが一般的です。この場合、施工に関しては工務店に依頼する必要があります。

内装業者によって対応できる範囲が異なるため、事前に確認が必要です。

悪徳業者も存在する

店舗内装業者の中には、悪徳な商売をしている会社も存在します。たとえば、消費者センターに以下のような報告が寄せられています。

• 書類での契約はなく、口頭で半ば強引に工事され、高額な工事費用を請される
• 工事が進むにつれて追加費用を請求される
• 工事予定日になっても工事が始まらず、連絡さえ取れない

参考：消費者庁「悪質なリフォーム事業者にご注意ください!!」

上記の報告内容はリフォーム業者となっていますが、店舗内装でも同様なことが言えます。業者選びの段階でその信頼性をしっかりと見極めることが重要です。

店舗内装の業者選びのコツ

店舗内装の業者選びのコツは、主に以下の通りです。

• 内装工事の施工実績を確認する
• 設計から施工までトータルで対応してくれるかを確認する
• 口コミの評価が高いかを確認する
• 担当者の人柄が良いかを確認する
• 求めているデザインのテイストが合うかどうか確認する

詳しく解説します。

内装工事の施工実績を確認する

内装工事の施工実績を事前に確認することが重要です。

内装工事は店舗のコンセプトや営業形態に直接影響を与えるため、業者が過去にどのようなプロジェクトを手掛けてきたかを把握する必要があります。

施工実績を確認することで、業者が自店舗の業態や希望するデザインに対応できる経験を持っているかを判断できます。

例えば、飲食店であれば厨房の効率的な配置や換気設備、小売店であれば商品陳列に適した空間設計が必要です。

業者がこれらに対応した経験を持っていれば、オーナーの要望をより的確に形にすることができるでしょう。

設計から施工までトータルで対応してくれるかを確認する

店舗内装の業者を選ぶ際には、設計から施工までトータルで対応してくれるかどうかを確認することが重要です。

内装工事は、店舗のコンセプトを具体化するための設計から実際の施工までを一貫して進める工程が含まれます。

設計と施工が一体となることで、イメージのズレを最小限に抑えることが可能です。

設計段階での店舗のデザインやレイアウトの意図が施工にしっかりと反映されるため、完成した店舗がオーナーの希望する空間になる可能性が高まります。

一方で、設計と施工が別の業者に分かれている場合、設計図の意図を正確に理解して施工するのが難しく、完成後に「思っていたものと違う」という問題が発生するリスクが高まるでしょう。

口コミの評価が高いかを確認する

口コミは、実際にその業者を利用した体験をもとにした生の声であり、業者の信頼性やサービスの質を判断するための重要な材料となります。

口コミが高評価であれば、その業者が多くの顧客から信頼され、満足度の高いサービスを提供していることがうかがえます。

口コミを確認することで、業者の技術力や対応力について具体的な情報を得ることが可能です。

例えば、施工の仕上がりが期待通りだったか、工期が予定通り進んだか、トラブル時の対応が迅速で適切だったかなど、広告やパンフレットではわからない実態を知ることができます。

こうした情報は、業者が本当に信頼できるパートナーかどうかを判断する上で役立つでしょう。

担当者の人柄が良いかを確認する

内装工事は単なる技術的な作業ではなく、オーナーの理想やイメージを具体的な形にしていくプロセスです。

そのため、担当者とのコミュニケーションが円滑で、信頼関係が築けるかどうかは、工事全体のスムーズな進行と完成度に大きく影響します。

オーナーが抱える不安や疑問に対して、親身になって話を聞いてくれる担当者であれば、どのような要望でも気兼ねなく伝えることができます。

その結果、設計や施工の過程でオーナーの意図が正確に反映され、満足度の高い仕上がりが期待できるでしょう。

求めているデザインのテイストが合うかどうか確認する

店舗の内装は、単に空間を作るだけではなく、店舗のブランドイメージやコンセプトを視覚的に表現する必要があります。

そのため、自分の目指すデザインと業者の得意とするスタイルが一致しているかどうかを事前に把握することが大切です。

デザインのテイストが合わない業者を選んでしまうと、完成した店舗がオーナーのイメージと大きくかけ離れてしまうリスクがあるため、注意してください。

店舗内装業者の種類

店舗内装を依頼する際、どの業者に依頼すればいいか迷う方もいるでしょう。一般的に、店舗内装業者と言われる業者の種類は以下2つです。

• 工務店・リフォーム会社：総合的な工事が可能
• 設計事務所：デザインと設計を対応

詳しく解説します。

工務店・リフォーム会社：総合的な工事が可能

工務店は建設業を中心に多岐にわたる工事を手がけている業者で、店舗内装においても新築や大規模な改修工事を得意としています。

建物の構造に関する知識が豊富であり、土台から細部までしっかりとした施工を行います。

特に店舗をゼロから作り上げるような大規模な工事において、その専門性を活かして設計から施工まで一貫して担当することが可能です。

リフォーム会社は既存の店舗や建物の内装を改修・改善することに特化している業者です。

現存する空間を最大限に活用しながら、デザインや機能性を向上させることを得意としています。

新しい店舗のオープンだけでなく、既存の店舗のリニューアルや改装を希望するオーナーにとって便利な選択肢となるでしょう。

設計事務所：デザインと設計を対応

設計事務所は、主に建物のデザインや内装の設計を専門に扱う業者です。

単に内装工事を行うだけではなく、店舗のコンセプトやブランドイメージに合わせた独自のデザインを提案できます。

空間の使い方やデザインに対する深い知識と経験を持っており、機能性と美しさを兼ね備えた店舗デザインを作れます。

例えば、限られたスペースを最大限に活用する方法や、顧客に与える印象を意識したデザインを提案することが得意です。

さらに、設計事務所は、オーナーの要望に沿ったカスタマイズされたデザインを提供し、トレンドを取り入れつつもオリジナリティを重視した提案が可能です。

店舗内装業者を選ぶ際の注意点

店舗内装業者を選ぶ際の注意点は、主に以下の通りです。

• 施工実績の掲載がない業者は避ける
• 料金の設定が曖昧な業者は避ける
• 契約前に保証やアフターサービスがあるのかを確認する

詳しく解説します。

施工実績の掲載がない業者は避ける

施工実績は、業者の信頼性や実力を示す重要な指標となるため、施工実績の掲載がない業者は避けた方が良いです。

特に店舗内装に関しては、デザイン性や機能性、安全性など、細かな配慮が求められます。

そのため、過去の施工事例を見て、どのようなタイプの店舗に対応してきたのか、どのような仕上がりを提供しているのかを確認することが重要です。

料金の設定が曖昧な業者は避ける

料金が不透明な業者は、後々予期しない追加費用が発生するリスクが高く、結果的に予算オーバーになる可能性があります。

内装工事は一般的に大きな投資を伴うため、事前に料金体系を明確に把握することが重要です。

料金が不明確な業者に依頼すると、見積もりに含まれていない費用が後から請求されることがあり、これがトラブルや不満の原因となります。

店舗の内装工事を依頼する際は、料金設定が明確で、見積もりに含まれる項目が詳細に記載されている業者を選びましょう。

店舗内装の大まかな費用相場については、下記の記事でも説明していますので、合わせてご確認ください。

関連記事：店舗内装にかかる費用相場を業種別に紹介！安く抑えるコツや事例を社長視点で詳しく解説

契約前に保証やアフターサービスがあるのかを確認する

店舗内装業者を選ぶ際、契約前に保証やアフターサービスがあるのかを確認することは重要です。

内装工事は一度完了すれば終わりではなく、時間が経過するにつれて問題が発生する可能性もあります。

たとえば、壁のひび割れや床の傷み、電気設備の不具合など、工事後に発生する不具合やトラブルに対して、業者がどのようなサポートを提供してくれるのかを確認することです。

保証がついていない場合、修理や補修が必要になったときに、自費で対応しなければならないこともあります。

長期的に安心して店舗運営を続けるために、契約前に保証やアフターサービスがあるのかを確認しましょう。

東京都・千葉県の店舗内装工事なら八幡建装へご相談を！

店舗内装を行う場合、しっかりと業者選びを行うことが重要です。

業者選びをする際、悪徳業者も中には存在するため、施工実績を事前に確認したり、担当者が親身になって対応してくれたりなどを確認する必要があります。

八幡建装は、市川市を中心に、東京都全域で店舗工事を行っている総合リフォーム会社です。

中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべて店舗内装工事にかかる費用となるため、コスパの良い工事を実現できます。

店舗内装工事を頼みたい方やコストを抑えた工事をしてもらいたい店舗オーナーの方は、ぜひ以下からご相談ください。